鬼門、刈込湖へ4日連続のスノーシューツアー。

2020年2月8日(土)~11日(火)

なんだかんだ言っているうちに暦は2月も半ば。
少し前なら1月半ばに始めて3月まで続くスノーシューツアーだが、暖冬少雪の今年は申し込みが2月に集中し、とうとう4日連続でツアーをおこなうという、管理人にとって過酷な2月となった。

でもまぁ、そこは21年間の経験というもので、ペース配分は心得ているからさしたる疲れもなく次の日を迎えられるわけだが、加齢に伴って寒さにはめっぽう弱くなっている。
コースは4日とも刈込湖に設定したのだが、これは管理人のホームグランドである霧降高原丸山が滑落事故により入山禁止になっているための代替えで、実は刈込湖は気象状態が厳しくて、過去のツアーの最低気温はすべて刈込湖で記録するという、管理人にとって鬼門なのである。
マイナス17度、マイナス15度がそれぞれ2回あり、それはそれは厳しいものである。
歩いている時はなんとかしのげるが、ランチタイムの時などは手指の感覚はなくなるわ寒くて息苦しいわ鼻水は凍るわ顔がこわばって話もできないわで実に過酷である。
できることなら刈込湖ではなく別のコースを選びたい。
でもそれができない今年の悲しさがある。

救いは4日間のうち3日は絵に描いたような暖冬で、歩いていると汗ばむほどの温暖な気候に恵まれたことだ。
でわでわ4日間のツアーを振り返ってみましょうか。

初日、8日(土)は今から14年前の2006年に初めて参加したGさん(グリーンのジャケット、後にご結婚)御一行。
Gさん夫婦はトレラン、友人夫婦のTさんは元ワンゲル部という強豪なので安全確保は任せ、管理人はみんなの後をのこのこついて行くだけという、どちらがガイドなのかよくわからないツアーとなった。


刈込湖はここ数日の寒さで全面結氷した。
湖底から水が湧き出している部分を除いて分厚い氷に被われ、人が乗ってもびくともしない(いずれ割れる時が来るでしょう)。


管理人(左)も交えてお決まりのポーズで。


刈込湖コースは地図にある道の他に雪が積もって初めて歩ける道(冬道)が2本できる。
ここはドビン沢という林間の気持ちのいい冬道。


葉が落ちた広葉樹と青空のコントラストが爽快感を際立たせる。


翌9日(日)はKさんとTさんのおふたり。
古くからの常連さんで、このおふたりとはずいぶんいろんな経験をした。
マイナス17度、強風の中、刈込湖でランチを食べたのも良い思い出である。
ちなみに4日のうち、3日間は温暖だったがこの日はマイナス10度と寒かった。
おふたりに管理人が加わるとなぜが天気が荒れる(笑)


10日は単独で参加されたSさん。
都内の山岳会に所属し月に数回の山行を楽しんでいるとのことだ。
若い頃は陸上とテニスの選手として活躍していたというスポーツ万能の女性で、「若い頃」というからつい数年前のことだろうと想像したところ大違い。
1959年生まれと言われたが40代にしか見えない。
運動習慣がいかに大切かを実証するSさんの若さだ。


歩き始めから雪が締まっていたのでスノーシューはザックにくくりつけチェーンスパイクのままで刈込湖まで来てしまった。


翌11日も単独参加の女性。
まずは幻の湖と呼ばれる蓼ノ湖(たでのうみ)へ。
無雪期は笹が生い茂って踏み入ることはできないが雪が積もると簡単に来ることができる。
沢が流入している一部を除いて結氷する。


蓼ノ湖から急傾斜を上って休憩ポイントとなる小峠に。
視界良好、振り返ると湯ノ湖が見える。


小峠から刈込湖は夏道の他に冬道ができる。
夏道は最後に12組もの階段があるのでそれなりに注意が必要で、それを知っているハイカーは冬道を往復する。
しかし、踏跡があれば足はそっちへ行くのが人の心理というもので、この日は夏道にしっかりトレースがついていた。
したがって我々も夏道を、、、という安易な真似はしない。
冬道は踏跡ひとつなく真っ新なのだ。
こんなチャンスを逃したら罰があたるというものだ。
昨夜降った15センチの新雪を蹴散らしながら冬道を進んだのは言うまでもない。


昨夜積もった新雪の中を刈込湖に向かうWさん。
新雪の冬道を独占。う~ん、たまらんですな~、、、、


刈込湖
昨日までの踏跡を新雪が隠し、今日最初の踏跡をつけたWさん。
とっても楽しそう!