ツアー参加者の先頭に立って安全に歩けるよう導くのがガイドとしての本分なのだが、ときには参加者のうしろを歩き方角を指示したり、気をつけるべき箇所をアドバイスする方法を採る。
場数を踏んだ参加者にとってそのほうが、ガイドに頼りっぱなしのツアーに比べて山は自分の責任で歩くもんだという自覚になるし、自分の目で危険を発見したり避けたりする経験になる。
ただし、管理人がこれをやるのは山の経験が十分ある参加者や、技量のほどを知っている常連さんに限ってであるが、、、
このたび、じつに9年ぶりに訪れてくれたUさんご夫妻とその知人のOさんと管理人の計4人で、昨日はスノーシューのコースとしてはポピュラーな奥日光・金精沢を、今日は定番となっている日光霧降高原・丸山を歩いた。
脚力を不安視する必要のない参加者とのツアーなので危ない場所は管理人が先頭に立って案内し、その他は参加者に任せて管理人が後からついていくというスタイルのツアーとなった。
2015年1月4日(日)
標高1500メートルの湯元温泉をスタートして1744メートルに到着。
さらに登って標高1800メートルに達すると男体山が目の高さに見えるようになる。
白くかすんで見えるのは男体山に雪が降っている証。
金精道路上で記念写真。
後に見えるのが金精山(2100M)。曇っているためメリハリがないが青空の下の金精山は素晴らしい眺めなのだ。
2015年1月5日(月)
丸山に向けてUさんを先頭にスタート。
管理人が一昨日歩いたときよりも雪がしまっていて歩きやすい。
分岐を八平ヶ原に向かうといきなり急斜面の下り。立木を利用して慎重に下る。
八平ヶ原から高原山を眺める。標高が上がるにつれてこの景色はさらに雄大になる。
八平ヶ原から丸山の登山口までは緩やかな斜面を歩くが、これがかなりきつい。
正面に見える丸山を目指して歩けば道迷いはしない。
山頂へと向かうUさん(ご主人)とOさん、Uさん(奥さま)。
お~い、待ってくれ~!
管理人とは大きく差がついてしまった。
なんだかわかります?
風にゆらゆらとなびく様は夜だったら叫び声をあげてもおかしくない(^^)。
正体はサルオガセ。地衣類の仲間です。
山頂が近づいてきた。
傾斜はさらに急になり雪が深いこともあり手こずる。
今日のランチはこれ。
2日目なのでサンドウィッチにポタージュスープ、粗挽きウインナでした。
お腹いっぱいになったかな?