ザックの中味。「ツェルト」

昨日から二日続けての雨。雨が降るのがあらかじめわかっている日は山行の予定を立てませんので、こうしてブログ記事を書いたり次に行く場所を考えたりしています。

さて、管理人は仕事の都合で日帰り登山を原則としていますので、テントやシュラフなど泊まるのに必要な装備は持ち歩きません。
ただし、老ハイカーゆえ疲れが体力の限界に達し、その場にへたり込んでしまうことは想定しています。下手をすると意図しなくても山中で泊まる、そんなことがあるかもわかりません。

そんな事態になったときに大切なのは風や冷気を遮断する空間を設けて、体力の回復に努めることだと思っています。
ツェルトは10数年前のEUREKA製を持っているのですが奮発して2本のアルミポールを使って組み立てる、限りなくテントに近いタイプを買ったので重くてデカイ。これを日帰り山行で持ち運ぶのは今の管理人の体力では厳しすぎます。

そこでもっと軽くてコンパクトなものはないかとネットで探したところ、非常用ツェルト(ツェルトはもともと非常時に使うものだと思うのですが)なる、単にかぶるだけのツェルトが見つかりました。
重さ280グラム、大きさはスパッツを収納袋に入れたくらいと思って下さい。これならザックの中に常時入れておいてもそれほど負担にはなりません。

雪が激しく降る寒い日、昼飯を食べるのに使ってみましたが、ザックから取り出して収納袋を開け、頭からかぶるだけで雪と寒気から身を守ることができました。
中で横になるのは無理(できないことはありませんが)がありますが雨、風、雪、寒さから身を守るには十分なようです。

ところで出発するタイミングですが腹が満たされ身体も温まり体力が回復しても、ツェルトの外は寒いからといってじっとしていると体温は下がる一方です。すぐにツェルトを撤収して歩き始めるのがいいですね。
ただし、雨や雪で濡れたテントやツェルトはどんなに頑張っても純正の収納袋には入りませんので、適当にたたんでザックにくくりつけ、とにかく早く歩き始めるに限ります。
製品の詳細は私が紹介するよりもメーカーのホームページをご覧になった方がいいかと思います。