正体はこいつ!

今ごろ奥日光を歩くと、林のあちこちからシャーン、ジジジという虫の鳴き声が聞こえてきます。それも決して、小さく心地よいとはいえない鳴き声が。
都心でも8月になると、ちょっとした林があれば聞こえてくるセミの声。しかし、都心よりも気温が低く、標高も高い奥日光なのに、6月になると早くもセミが鳴き出します。
エゾハルゼミといって寒冷地を好み、体長3センチ(羽は含まず)と小型ながら、小さい体に似合わず声だけは大きく、これが合唱となると林全体がシャーン、ジジジという声でつつまれます。野鳥の声もかき消され、会話もできないほどの大音響に、これから数週間悩まされますが、鳴きやむ頃は奥日光は爽やかな夏を迎えます。しばらく我慢。
https://ippo.jp/blog/2006/06/ezoharuzemi-thumb.jpg

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です