二度目の敗退

商売をしているから山登りは原則として日帰りに決めています。日光の山は交通のアクセスがいいことから、ほとんど日帰りが可能であり、この10年間にずいぶん登りました。
昨年、冬の白根山を間近に見たくて、その東1.4キロにある前白根山に挑戦したことがありますが、湯元から外山へのルートが厳しくて、体力負け。わずか1.8キロのコースに4時間もかかるという始末でした。もっとも、傾斜35度、標高差650メートルという、夏でも厳しい傾斜を冬に登るのだから時間がかかってあたりまえでした。
そこで、雪辱を果たすべく、本日再度の挑戦となったのですが、3日前から降り続いている雪が深いところで積雪1メートルとなり、登り始めてすぐラッセルを余儀なくされました。樹林帯の中は積雪は少ないものの、古い雪がアイスバーンとなって歩きにくいし、最悪のコンディションの中、前白根を目指しましたが、やはり深雪のラッセルは予想外の時間がかかり、日帰りをするには途中で折り返すほかにありませんでした。
体力は昨年よりも向上していることから、今回の敗退の原因は深い雪にあったと断定し、時間配分などを課題として再々挑戦としよう。
行く手を阻む雪の壁

予定していたコース(赤のライン)