山王林道を走っていると、遠くの山の斜面が真っ赤に染まっているのがよく見えます。
山はおそらく、林道との位置関係から判断して太郎山。その紅葉の正体を知りたくて、太郎山に登ってみました。
山王林道を走っていると真っ赤に染まった山の斜面がよく見えます。
その色は実に鮮やかで、山全体が燃えているような印象。
その正体を確かめたくて、本来ならこの時期長時間の外出は控えるのに、今日はその美しさの魅力に惹かれて太郎山に登りました。
近くによって葉の形、葉の付き方をよく見ると、それはまごうかたなきヤマツツジでした。
ヤマツツジは、日光全域に分布する日光の代表的な木で、この木の開花で日光も春になります。その時期は新緑が始まる前の5月。
花の色は鮮やかな赤で、新緑が始まるよりも花の方が早く咲くので、山を飾ってよく目立ちます。
山を真っ赤に染めている紅葉の正体はこれだったんですね。