なんだかんだでもう2月

あらあら、ブログを更新しないまま、1月最後の日となってしまった。何とか1度はエントリーしておかなくてはと思い、今年の雪の状況を書いておきたい。

記録的な猛暑で終わった8月以後、今度は残暑が長引き、これでホントに冬はくるんかいな? という心配をよそに、今年の冬は厳しくて、ペンションがある霧降高原の麓の最低気温はマイナス10度を記録。
これは2005年の暮れから2006年にかけての、建物内の水回りがすべて凍りついた冬に匹敵するほどの寒さ。
あのときは大変だった。なにしろ建物が冷凍庫と化し、食料は冷蔵庫に入れておかなければ凍ってしまうほどで、暖房も効かず、寒さにふるえながら過ごしていたっけ。

今年が2年前と違うのは、寒さは厳しいにもかかわらず、雪が降らないことで、これは冬のアウトドアを仕事にしている私にとってはとても辛いことでもある。
私の主なアウトドアのフィールドである奥日光の積雪は、現在30~60センチとXCスキーやスノーシューを楽しむには十分な量なのに、ベストコンディション時の雪の感触を知っているだけに、どうしても物足りない。
急斜面を走り下り、勢い余って頭から雪につっこんでも痛くもない、そんなコンディションでのスノーシューをお客さんに楽しんでほしい、それができないだけに今年の雪が恨めしいと思う。
そうはいっても、自然相手の仕事だけに、こればかりは私が嘆いても仕方がないし、お客さんにとって雪の上を歩くというのは日常ではできない体験だけに、私ほど深刻に思っていないのが私には救いだ。

RIMG0026-1.JPG いつもなら行き先表示板のすぐ下まで積もるのに、今年はまだ積雪40センチ程度。
写真は1月21日の小峠(以下、すべて同日)。
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小峠の夏道と冬道との分岐。
この標識は例年だと雪の下。 

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込湖はさすがに全面結氷。
100人載っても大丈夫っ、と言うのはイナバ物置で、ここに乗っていいのはせいぜい3月半ばまで。気をつけましょうね。

RIMG0063-1.JPG 小峠から帰りの冬道は、大きな岩や倒木が露出し、迂回しながら歩く。