2026年5月22日(金) 曇天
戦場ヶ原の遊歩道を塞ぐかのように前方にデーンと腰を据える男体山と、この時期の花、ズミを観るのを楽しみにやってくる常連さんがいて、今年は今月21日に来てくれた。
午後の到着なのでその日にズミの観賞はむりがあり、今市駅からほど近い日光市大室にある髙龗(たかお)神社に行くことにした。
→https://takaokami.skr.jp/
実は同じ市内に住みながら、管理人もまだ行ったことはない(そもそも信仰心すらない)。
前の日にGoogleマップで行く場所を探していたところ、なかなか良さそうな神社が近くにあることを知り、これなら喜んでもらえそうだと思って決めたのだ。
Yahoo!カーナビを頼りに待ち合わせ場所の日光駅から、おかしいおかしいと思いながら30分以上、走っただろうか、いつの間にか宇都宮市に入っていた(Yahoo!カーナビあるあるのひとつ)。
そこから日光市に向かって戻ってようやく見つかった。
なるほど、これは荘厳。
世界文化遺産の二社一寺(東照宮・輪王寺・二荒山神社)とはその規模ときらびやかさにおいて比べようもないが、落ち着きのある山内は建物も全体の景観も重厚で、パワースポットの名にふさわしいと感じた。
これ以上にこの神社を形容する言葉を管理人は持ち合わせていないし、これが本題ではないので、ここまでにしておこう。
本題
明けて翌22日、梅雨入り間近なのであろう、今にも降りそうな天気である。
奥日光の利点と言えば観光スポットやハイキングコースの入口がすべて国道沿いにあることだ。
中禅寺湖や華厳滝、竜頭滝に湯滝、湯ノ湖に男体山登山口など、これらはバス停の目の前だし、マイカーであれば駐車場が隣接している。
仮に湯元温泉までマイカーで行くとすれば中禅寺湖の湖面は静かか波立っているかで風の具合がわかるし、男体山の混み具合もわかる。
赤沼を通過する際は戦場ヶ原の花の咲き具合がわかるといった、1本の国道がすべてを結んでいるという便利さがある(それゆえ大渋滞を引き起こすという、改善困難な致命点もある)。
常連さんが観たいといっているズミは戦場ヶ原の遊歩道にいくらでもあり、探すのに苦労はいらない。
だが、それには料金を払って駐車場に車を駐めて歩き始めなくてはならず、不発であった場合は駐車場代が無駄になる(と、貧乏性の管理人はついつい考えてしまう)。
そんな場合に備えていい方法がある。
戦場ヶ原の入口に当たる赤沼(ここに有料駐車場がある)から湯元温泉に向かう国道沿いにズミが並木のように生育していて、戦場ヶ原に入らなくてもズミの開花状況を知ることができる。
今にも降りそうな天気のこの日、山の麓に厚い雲が垂れ込めていた。
戦場ヶ原の遊歩道から男体山を眺めるという目的は叶えられそうにないことが、赤沼まで来てわかった。
男体山を拝める様子ではないし、戦場ヶ原のズミのアンテナともいえる、国道沿いのズミが咲いていなければ戦場ヶ原を歩く意味がない。
行き先を湯元に変えた。
男体山が拝めなくても、ズミを見られなくても、奥日光にはその代替となる目玉はたくさんある。
急遽、目的を変えて湯ノ湖に群生するアズマシャクナゲを見に行くことにした。
これだものなぁ!
湯ノ湖南端から対岸を見る。
外山から派生している尾根に厚い雲が垂れ込めている。
これじゃ男体山など見えるわけがない。
行く先を湯ノ湖にして正解だった。
湯滝の落ち口にかかっている木橋の向こうに、トウゴクミツバツツジが咲いているのが見える。
この時期、ピンクの花を咲かせるのはトウゴクミツバツツジとアズマシャクナゲしかないからすぐにわかる。
お見事!
数日前に咲いたばかりという感じ。
先を行く常連さん。
湯ノ湖の西側は外山のすそ野になっていて、斜面が続く。
トウゴクミツバツツジとアズマシャクナゲは斜面、湖面の両側に生育している。
おつぎはアズマシャクナゲ。
アズマシャクナゲは斜面側にもあるが、写真映えするのはやはり湖側である。
今年は花付きがいいみたい。
白に近い薄いピンク。
アズマシャクナゲの真髄は、白から濃いピンクまでグラデーションとなったこの色加減がいい。
このあと一行は、湯滝を見上げ、少し散策をし、華厳滝は霧で見えないだろうからとパスしてペンションに戻った。
今夜は宴会というのが例年のパターンだが、明日もガイドの予定なので管理人は早々に引き上げた。
