管理人の山行スタイル

道具類が好きです。
面白そうな道具ならまず買って、使い途はあとから考えるという性格なので自宅には使われないままの山の道具が溢れています(高額なものはありませんが)。
ただし、沢と岩は私の技量ではできませんので、それらの道具はありません。

ザックは近所の散歩用に飲み水が入るだけの小さいもの、日帰り山行には20L、28L、32Lのどれかを気分で、ビバーク覚悟の山行に65Lと、数種類を行程で使い分けていますが歳が歳だけにせいぜい15キロの重量が限界です。現在は28Lのオスプレイで10キロ程度を背負っています。

山歩きの季節で私がもっとも好きなのが、木々の葉が落ちる晩秋から初冬にかけてです。それまで見通しの利かなかった林がぱっと明るくなって遠くまで見通せるのはとても気持ちのいいものです。またその時期、鬱陶しい虫類がいないのもいいですね。
1月から3月はスノーシューツアーのガイド(私の貴重な収入源となります)で忙しく自分の時間が思うように取れませんが、仕事の合間を見て単独で雪上ハイキング楽しんでいます。

山登りそのものが体力作りになりますが、もっと楽に登りたい。その一心でジムに通って筋トレと心肺機能の向上に努めています。が、若い方にはかないませんね。歳のせいでしょう、諦めています。

地形図と方位コンパスを使ったいわゆる読図はあるていど心得ているつもりですが、それでもルートの誤りは日常的に起こします。それは決して悪いことではなく、ミスの原因を突き止めることで読図のステップアップにつながると思っています。

どんな山行にも必ず携行するのがGARMIN社のeTrexとGPSロガー(HOLUXのm-241)それから、カシミール3Dから印刷した緯度経度線と磁北線入りの地形図そして、コンパスです。
これらがないと地形図にコースラインが書き込まれていない場所には行けません(特に積雪期は)。私の必須アイテムといえます。

休憩の都度、地図と実際の地形を見比べたり写真を撮ったりしながら歩く、そうすると必然的に歩みが遅くなります。
おそらく他の人の倍以上の時間をかけて歩いているのではないか、それは亀の歩みに似ています。いや、亀がカニ歩きをしているように遅い歩み、それが管理人の山行スタイルです。

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