古賀志山で見る花たち(2019/04/04)

2019年4月4日(木) 晴れ

今日見た花
ナガバノタチツボスミレ、エイザンスミレ、カタクリ、アカヤシオ、キクザキイチゲ、ニリンソウ

ここ数日、気温の低い日が続いた。
日光では4月になって2日間も雪に見舞われた。
4月の雪は慣れっこになっているので決して季節外れとはいえないが、植物にとって花が咲き始めてからの低気温と雪は厳しい。

前回、花を見に古賀志山を訪れたのは先月29日だった。
それから6日。
花を観察するには6日の空白は長いと言えるが、気温は低いままだったから開花は進んでいないはずだと妙に安心していた。

予報によると昨日とはうって変わり、今日からしばらくの間は好天続きで気温も15度以上になるそうだ。
植物は日差しと気温の上昇に敏感である。
いよいよ安定的で本格的な花の季節を迎えるように思える。
さっそく出かけることにした。

いつもなら赤川ダムの堰堤に立ち、古賀志山を正面に捉えた写真を撮るのだが、湖畔の枝垂れ桜が咲き始めたので古賀志山とのツーショットで決めてみた。
今日は地理院地図にある登山道の北にあるバリエーションルートを歩きながら、咲いている花を観察するつもりでやって来た。
お目当てはカタクリ。
先週29日に訪れた際、低気温と薄曇りのため萎んでしまいろくな写真が撮れなかったので、気温が一気に上がるという天気予報の今日に期待して出かけてきた。
ただし、29日とは別の場所にした。


まずはスミレが出迎えてくれた。
これはナガバノタチツボスミレ。


お次はエイザンスミレ。
古賀志山山域のスミレは上の種類の他にタチツボスミレ、ツボスミレが成育しているがエイザンスミレはあちこちで見ることができる。


カタクリが登場。
ここから群落が始まり200メートルほど続く、それは見事な群落だ。
しばらくの間、カタクリの画像が並ぶので無言でご覧ください。











この群落は柵で保護されているわけではない。
その気になれば道から外れて群落の中に踏み入って写真を撮ることも可能である。
しかし、そういった形跡はここでは見られないし、盗掘された跡もない。
それほどに人は純粋に、これらのカタクリを見るために訪れるのだ。
その純粋さによって群落が保たれているといっていいであろう。


カタクリの群落から抜け出す。
これから向かう先は地元の人の間で「ゴーゴーキュー」と言えば通じる、ピーク559。
そこはアカヤシオとヒカゲツツジが見られる。


満開のアカヤシオに出合う。


さらに進んでピーク559手前のアカヤシオ。
ここのも見ごろだった。


おっ、日陰に雪が、、、
日光では2日に3センチほど積もり、昨日3日もちらついていたからここ古賀志山にも降ったのだ。


これは真っ白な花を咲かすヒメイワカガミ。
さすがにまだ早い。


ピーク559に到着。
ここは展望がいいので地元の人の昼食に利用されるが今日は10数人と賑わっていた。


ピーク559のアカヤシオは咲いたばかり。
明日以後、気温15度以上が続くようなので開花は一気に進むはず。
なお、管理人お目当てのヒカゲツツジはここの急斜面に成育しているが今日はまだ早かった。


北に高原山(鶏頂山、釈迦ヶ岳、中岳、西平岳の総称)が見える。


西には日光連山が一望。
奥日光の積雪は10センチほどあったようで、一度は解けたのに再び冠雪した。
左から男体山、大真名子山、小真名子山、女峰山、赤薙山。


女峰山と赤薙山をズームで。


南に古賀志山と東稜見晴(左端)が見える。


日光連山を背景に撮ってみた。
この後、伐採地から富士見峠に出て北登山道で戻るのが定番ルートだが、今日は北登山道の「広場」と呼ばれている場所へショートカットしようと思う。


うん、悪くない。
帰宅してGPSのログを地図上に再現してみたところ、驚いたことにこのルートは管理人、初体験であった。
古賀志山のバリエーションルートは歩き尽くしたと思いきや、まだ残っていたのだ。


エイザンスミレの小群落にお目にかかった。


バリエーションルートは北登山道と合流。水場に差しかかった。
昨年12月に来たときは2本の塩ビ管の左側は涸れ、右側はチョロチョロ程度だったが、今は右も出なくなった。
一時的な渇水なのか水脈が変わってしまったのかは定かでないが、梅雨を待たないと結果はわからない。


間もなく北登山道も終わるというのにまたもや花にくぎ付けとなった。
今日、初めて見るキクザキイチゲ。


ここでもカタクリ。


ニリンソウ
二輪草と書くがこれは一輪目。
この花柄の根元に二輪目の蕾があって時間をずらせて咲くのが特徴。


エイザンスミレ


花が終わると北登山道も終わり膳棚林道に変わる。


湖畔の枝垂れ桜とくつろぐ人々。


気温の上昇で今朝見たよりもいくぶん花が多くなったような気がする。