古賀志山で見る花たち(2020/03/19)

2020年3月19日(木) 晴れ

今日見た花
ショウジョウバカマ、カタクリ、エイザンスミレ、ミヤマシキミ(蕾)、キクザキイチゲ

内倉林道のニリンソウにはまだ早すぎるし、鞍掛山北斜面のショウジョウバカマにも数日早い。
といってそれまで待っていたら明日にでも咲くという、他の場所の花を見逃してしまうから、この時期は過去の経験から、綿密な計画を組んで花を見逃さないようにしなくてはならない。なんとも忙しいこった。

今日の計画は古賀志山に数カ所あるカタクリの群生地を訪ねることだ。
去る6日、ニリンソウの群生地を特定しに行く途中、カタクリの群生地にも立ち寄ったところ、株は少ないが固い蕾をもっているカタクリを見つけた。
それから2週間になる。
気温が上がらない天候(雪も降った)が続いたが2週間も経ったのでもう間違いなく咲いているはずである。

古賀志山のカタクリの群生地は公にされているのは1箇所。
NOP法人「古賀志山を守ろう」が設置した道標のある場所、すなわち中尾根の北斜面である。
もちろん今日、その場所へは行くが、他に規模の大小を問わなければぜんぶで7・8箇所、管理人は知っている。
今日はそれらのうち、3・4箇所をピックアップして廻ってみるつもりだが、そのうちのひとつは隣接してショウジョウバカマの小群落もあって楽しめるのではないかと思っている。
でわでわ!

今日の接触者
・コンビニで弁当購入
・登山中は近接者なし

メモ
・歩行距離:8.9キロ(GPSログをカシミール3Dで処理した値)
・所要時間:4時間41分(写真撮影と休憩を含む)
・累積標高:911メートル(アップダウンのうち、上昇分の累積)

年寄りの眠りは浅い。
深夜3時という中途半端な時間に目が覚めて以後、眠れない。
古賀志山に行くのに、いくらなんでも3時に起きて朝食を摂って出かけるというのは時間を持て余してしまう。
あと2時間の睡眠が欲しい、そう思っていざというときのために保存しておいた睡眠導入剤(軽いヤツね)を飲んだところ、すぐ眠りに入ったのはよかったが次に目覚めたのは8時に近かった。
頭はまだ覚醒してなくまた、胃が重い(これは昨夜の飲み過ぎのせいね)。
そんなこんなで宇都宮市森林公園の駐車場に着いたのはほぼ満車に近い時間だった。
ん、今日から3連休だったかな? と思ってしまうほどの賑わいであった。
※カメラの位置が大駐車場だが満車だったので道路沿いの駐車場に駐めた(中央の青色のジムニー)。


お決まりの古賀志山全景。
空気はひんやりしている。
赤川ダムの堰堤を歩いて公園内の散策路に向かう。
それにしてもアレですな、こんな時間から歩き始めてもカタクリの群生地をいくつか見て回れるし、他の花と出合える機会もある。コースの変化も楽しめる。
古賀志山はいろんな要素がギュッと詰まった、箱庭的な良さがあるというもんです。


堰堤を渡り終えるとサイクリングセンターがあって向かいは芝生の広場になっている。
これから正面に見える林の中へ。


桧と広葉樹が混在した気持ちのいい散策路をゆっくり歩く。
犬の散歩やトレランの練習に利用する人も見かける。


アスファルトの林道と交わったら右へ。
なお、古賀志山は自転車競技のジャパンカップがおこなわれる場所として知名度が高いが、ここはそのコースになっている。


この道標を見つけたら左へ入る。


なかなか急ですぞ!


ショウジョウバカマが50株ほどの小群落をつくっている。


ここは標高が低いためほとんど終わりに近く、咲いているのは5株しかなかった。
しかもみな、色あせて枯れる手前の様相。


続いてカタクリの群落へ。


ちょうど咲き始まったがばかりでとても美しい。


エイザンスミレもあった。


次に南下して東南稜を横切り、別のカタクリの群生地へ。
このすぐ近くにも数株のカタクリがあるがスルー。


ここを上がると古賀志山と見晴台との鞍部に出るが、今日は古賀志山へは行かず見晴台へ。


見晴台の突端から宇都宮市街地を眺める。
空気が澄んでいると筑波山が見えるが霞がかかっていて遠望が効かない。


朝食の時間が遅かった割に空腹を感じていたので、岩の上に腰掛けて海苔巻き弁当を。


見晴台直下のカタクリ群生地だが、ここは標高500メートルあって花はまだこれから。


少し標高を下げると蕾があった。


おっ、咲いてるね。


常緑樹のミヤマシキミ


まだ固い蕾だがあと10日もすれば咲くであろう。


2つの群生地を見終わり、次はあそこだ。
一旦、北登山道へ降りて赤川ダムへと向かう。


水場を通過


キクザキイチゲ


北登山道の登山口まで降り、次に中尾根北斜面の群生地に向かって進路を変える。


中尾根は赤川ダムの北にある細野ダムから班根石山(ピーク559)に続く岩尾根で、鎖やトラロープがかかった大きな岩が4つあり、中には一枚岩の難しい岩場もあって結構な難所である。
細野ダムのすぐ脇からだと1番岩から4番岩まで連続して上って行くが、管理人の今日の目的はカタクリを見に行くことであり岩登りではない。
時短のためにも1番岩と2番岩はパスして道標にしたがって3番岩から上がることにした。


3番岩の取り付き部(左の岩)。
1番岩、2番岩の順に上がる場合は画像右の岩に降りてくる。


3番岩はホールドがしっかりしているのでロープを使わなくても大丈夫。


4番岩をクリアすると横長の巨大な岩が出現する。
地元で「軍艦岩」と呼ばれている巨岩である。


軍艦岩突端からの眺め。


軍艦岩を過ぎると斜面を右に下りる小径が見つかる。
道標に「カタクリ群生地」とあるとおり、ここだけ公になっている群生地である。


カタクリの群落は小径を入るとすぐ始まる。
他の群生地と同じように柵で保護されているわけではなく、歩く足下に自生しているため、痛めないように気をつけて歩きたい。


冒頭に紹介した「古賀志山を守ろう会」により階段が設けられて歩きやすくなった。


キミは咲いたばかりだね。


全体的には蕾が多く、あと2週間は楽しめそう。


林道に降りて今日のカタクリ探索は終わった。


深緑色した細野ダム。


ここからアスファルトの林道が始まる。


古賀志山を歩くようになってわかったのは車道脇の斜面にさえ貴重な植物が生育していることだ。これはエイザンスミレ。
5年前はクロイチゴがあったが草刈りによってなくなってしまった。


赤川ダムの脇をのんびり歩きながら駐車場へ向かう。


赤川ダム脇から朝歩いた堰堤を眺める。
奥に見えるのは雲雀鳥屋。
画像左に枝が映り込んでいるがこれは桜で来月のお楽しみ。