花情報」カテゴリーアーカイブ

日光花情報(5月12日)

標高1300メートル。例年にくらべて寒さが続いた戦場ヶ原はカラマツにようやく新芽が付いたばかりで、全体的にはまだ冬に近い様相。 泉門池から国道に抜ける北戦場はススキが生い茂り荒涼とした風景が広がっている。奥に見えるのは雲をかぶった太郎山。 とはいえ、足下に注意しながら歩けば直径1センチほどの花を所々に見ることができ、そ … 続きを読む

奥日光・最新花情報(7月15日)

6月にあれだけ賑わっていた湯ノ湖周辺の花は7月になるとすっかりおとなしくなり、わずか1キロしか離れていない小田代ケ原や戦場ヶ原と植生を異にしていて、おもしろいところです。 この日、私は湯ノ湖の山側から湯滝へ出、次に湯滝に沿って階段を下り、滝壺から湯川沿いを歩きさらに北戦場を歩いて国道の光徳入口へと、いつもとは異なるルー … 続きを読む

奥日光・最新花情報(7月8日)

毎週一度、定例でおこなっているパークボランティアによる開花調査は佳境に入り、花の種類が増えて調査に時間がかかりますが、その分メンバーにとっては楽しめる時期でもあります。 先週、私は本業のペンションが忙しく活動を休んだため2週間ぶりの参加となりました。 奥日光の中でも小田代ケ原と戦場ヶ原は今の時期、一面のお花畑になること … 続きを読む

奥日光・最新花情報(6月24日)

まるで7月を思わせるようなさわやかな高原の日差しを背に、毎週木曜日の定例であるパークボランティアの開花調査をおこないました。  千手ヶ浜ではクリンソウの盛りを迎えて専用バスは混雑するので、きょうはいつもと反対のコース、赤沼から先に戦場ヶ原を歩いてから小田代ケ原へ回るコースにしました。 この時期、例年だと小田代 … 続きを読む

奥日光・最新花情報(6月10日)

先週は小田代ケ原と戦場ヶ原を歩いたので今週は湯元へ行き、湯ノ湖に咲いている花を観察。この時期、花の種類は湯ノ湖の方が多く圧倒されます。 まずはとてもきれいな湖の景色から。 先週あたりからトウゴクミツバツツジが見頃を迎え、今週は遅いかなと思いきや、まだ十分咲いていて見応えがあります。   ベニサラサドウダン こ … 続きを読む

奥日光・最新花情報(6月3日)

約1年ぶりとなる奥日光の花の情報をお届けできる季節となりました。 今年は寒さが長引いて全体的に開花が遅れ気味で、本格的には6月末から7月にかけてが見頃になりそう。 この日は小田代ケ原展望台から歩き始め、戦場ヶ原を抜けて赤沼へ戻るコース(本記事では奥日光と総称します)を歩きました。 ここで紹介している花が咲いている場所を … 続きを読む

うっすらと草紅葉

花が終わった小田代ケ原では枯れる少し前、植物の葉が木々の葉と同じように色づきます。 ハクサンフウロやホザキシモツケなど小田代ケ原に群落する植物は、葉にそれぞれ独特の色がつき、全体で見るとまるで自然のグラデーションのような模様を描き、これを草紅葉と称していますが、9月半ばから下旬にかけて実にきれいな模様となります。 先週 … 続きを読む

初夏の花が咲き出した。

ツユの最中でも奥日光は青空。太平洋から移動してくる湿った空気は標高2千メートル以上の山々に遮られるため、下界が雨でもいろは坂を上ってみるとカラッと晴れ渡っている日が多く、これが奥日光のいいところ(雨でダメもと)。そしてさわやかな陽光の下、小田代ケ原や戦場ヶ原を歩くとこれから紹介する初夏の花たちに出合うことができます。 … 続きを読む