今日も古賀志山のバリエーションルート歩き。あらたに雷電様を発見。

2015年10月22日(木) 晴れ→曇り
南駐車場~林道・背中当線~バリエーションルートで天狗岩へ直登~馬頭岩一周して天狗岩~赤岩山~天狗岩~ガレ場~雷電様~風雷神社~南駐車場

今週は今日で山行4日目。うち、古賀志山が3回だ。
よくぞ飽きずに古賀志山に通っていると思われかねないが、本人はいたって楽しんでいる。家族に内緒で愛人宅に通うのに比べればずっと健康的だと思う。あっいや、そのような経験はこれまでまったくないからあくまでも例えの話ww

いずれにしても古賀志山に惚れ込んで今年だけで22回になった。目標は地図にない、いわゆるバリエーションルートを歩き尽くすこと。そのバリエーションルートの中には古賀志の歴史を刻む貴重な神社や石造物、岩などが含まれる。それらすべてを自分の足で見て回ることを課題としている。

3月31日から古賀志山を集中的に歩き出し7ヶ月で22回だから、月平均にすると3回は通っていることになる。管理人の現在の能力で愛人宅にお茶を飲みに通うとすれば月に一度がやっと(いや、もっと少ないかも)なので、月平均3回というのは我ながら凄いことだと感心する。
あぁ、いつになく下ネタになってしまったが、これは管理人がいかに古賀志山に惚れ込んでいるかを読者にわかりやすく伝えるための工夫だ(^^)

さて、NPO法人「古賀志山を守ろう会」がウェブサイトで公開している「めぐり図」は、バリエーションルート歩きに欠かせない。
古賀志山を歩いてわかったのは道が複雑に入り込んでいてわかりづらいことだ。そのわかりづらさが返って古賀志山を魅力的なものにしている面もあるが、なにも知らないハイカーがネットの情報を頼りに面白そうな場所へ行こうとしても、それほど簡単にはいかないと思う。

とはいえ、上に挙げた「めぐり図」を使えば歩けるというものでもない。大まかな位置関係しか書かれていないので、あくまでも補助としての役割だ。古賀志山を安全に歩く基本は読図力とコンパスを使えることだ。
もしも手っ取り早く古賀志山を歩きたいのであれば、古賀志山で出会う地元のハイカーに尋ねた方がいい。皆さんとても親切なので詳しく教えてくれると思う。


meguri今日の管理人の課題は「めぐり図」の残った2本のバリエーションルートを歩くことだ(図左側の「未踏」と書かれたルート)。
以前、風雷神社鳥居から北上して馬頭岩を経て天狗岩、赤岩山に行ったことがあるが、今日は大日窟入口と風雷神社鳥居の中間から入って馬頭岩、天狗岩をすり抜けて赤岩山に達し、帰りも同じく両岩ともすり抜けて風雷神社鳥居に戻るルート設定だ。
「めぐり図」にあるルートの残りはこの2本、さてどうなることやら。

DSCF4177林道・背中当線を県道70号線に向かって歩くと北側の林に入るいくつかの支線がある。
最初に見つかるのが大日窟の入口だ。ここを右に見ながら林道を先へ進む。
写真は掲載しないがこの林道に枯れ枝が落ちていたのでクモの糸を払うのに使おうと思い手を延ばすと、それは長さが1メートルもあるシマヘビであった。日光浴でもしていたのであろうか、あまりにも無防備な姿に手を延ばそうとした次第。攻撃性が強いらしいのでストップしたのは正解であった。古賀志山山域はヘビが多いことでも知られている。

DSCF4185次の支線はこのモノレール用の軌条。パラグライダースク-ルの客を赤岩山のランディング場に運ぶためのものだ。
「めぐり図」のルートはこれであろうと考え、軌条に沿って登ることにした。しかし、この直登は老体にこたえる。

DSCF4186数歩、歩いては立ち止まって休憩しなければならないほどの傾斜だ。振り向くとふっと吸い込まれそうになる。
このルートは二度と歩きたくないなw

DSCF4190赤テープを見つけたので軌条から逸れてテープにしたがって進んでいく。

DSCF4193するとまた、軌条と出合う。
これは隣接する別のパラグライダースクールの軌条だ。
で、そこに見える大きな岩はきっと天狗岩であろう。

DSCF4198これが天狗岩。
カメラを横に構えると全体が入らないので縦に構えてようやくこの写真。突起が天狗の鼻ということなんでしょうね。亀の頭のようにも見えるが山に亀は棲まないからやはり天狗ということになるんでしょう。
「めぐり図」によれば天狗岩の脇を抜けて赤岩山に達するようなのでここまで正しいルートのようだ。
次に、6月20日に訪れたときに疑問に思うことがあったので赤岩山に行く前に解消すべく、ここから馬頭岩へと進んだ。

DSCF4199天狗岩の一部。上に登ってみたがなかなかのもんです。ここで貧血でも起こしたらたまったものではありません。

DSCF4205天狗岩から数分で馬頭岩に着く。
6月20日に訪れたときはこの岩に両手両足でへばりつくようにして通過するという恐怖体験をしている。その恐怖を克服する意味であらためて通過したがやはり怖かった。
まぁ、怖いと感じるうちが華でしょうなw

DSCF4203これは上の写真の右上の部分。岩が斜めに突き出ている。
資料を読むうち、これをタンク岩と呼んでいるらしいことがわかった。ということは馬頭岩とは異なる独立した岩なのだろうかとの疑問が湧く。それとも馬頭岩の一部を指しているのだろうか。いずれ解明したい。
ところでタンク岩とは妙な名前だがふと思い当たったのは、管理人が子供の頃は戦車のことをタンクと呼んでいた。どっしりした車体の上に砲塔が載っているようで似てなくもない。
当時は娯楽がない時代だったから戦車や戦闘機などは子供にとって憧れの的であった。古賀志の住民にとって麓から見上げるこの岩が憧れの戦車に見えたのかもわからない。

DSCF4209向こう側、赤岩山と北ノ峰を結ぶ稜線上に猿岩が見える。あの岩の上にも立てる。

DSCF4210馬頭岩の案内板。これを確認するために赤岩山にいくところを逆戻りした次第だ。
6月20日はどういうわけかこれが見つからなかった。馬頭岩はひとつの巨大な岩で長さは10メートルほどある。下から登ってきた場合、その中間部分に出るため、そこから天狗岩に進むとこの案内板を見落とすことがわかった。とはいえ、確信は持てないので機会があれば再検証したい。

DSCF4215これが馬頭岩でもっとも大きい部分。戊辰戦争で見張り台として使われたとされるのはこの部分なのだろうか。

DSCF4218馬頭岩を時間をかけて観察してみると、岩を避けて天狗岩まで行けるルートを見つけた。これなら恐怖体験をしなくても済む。

DSCF4221一周回って再び天狗岩へ。

DSCF4226赤岩山の直下に案内板がある。「林道背・・・」が指す方向が天狗岩。

DSCF4227赤岩山山頂は休憩スペースがないので通過。
いつものことながらここへ来ると方向感覚が狂って東西南北がわからなくなる。
山名板が立っているのがルートの南側で、山名板が向いている方向は北側。ルートは東西の方向だ。

DSCF4229山頂のすぐ先に今は使われていないパラグライダーのランディング場があって南面の展望がいい。
ここで昼ご飯を簡単に済ます。

DSCF4234さあ、もう1本の未踏ルートを探そう。先ほどの案内板まで戻って再び天狗岩へと進む。
未踏ルートは天狗岩の手前にあるらしい。

DSCF4239予想通り天狗岩手前に未踏ルートを発見。傾斜が急で歩きづらそうだな。

DSCF4245このルートは赤岩山から派生する沢だ。
水は流れていないので足を濡らす心配はないがひどいガレ場。
ルートは風雷神社までほぼ西へ向かっているのでコンパスさえ見ていれば迷うことはない。

DSCF4257途中、南側の斜面にロープが下がっているのを見つけた。
ロープは巨大な岩壁へと向かっている。さてこの先、なにがあるのだろう?
ここまで来てあのロープの行く末を確認しない手はない。悔いが残るだけだ。行ってみよう。

DSCF4258お~~、こんなところに石の祠が。高さ10メートルほどの岩壁下部の洞窟にだ。
名称を特定できるものはなにもない。「めぐり図」にはないがこれが雷電様だろうか?
帰宅後、池田正夫著「古賀志の里 歳時記」で調べると間違いないようだ。
それにしても昔の人はこんな急斜面に聳える岩壁に、よくぞこのような祠を建てたものだ。ここを神が宿る神聖な場所と考えたのであろうか。

DSCF4265ガレた沢(雷電沢と呼ぶらしい)をさらに下ると赤い鳥居が見えてきた。
これが風雷神社の鳥居だ。
ここで先ほどまで歩いたガレ沢と別れ、鳥居に向かう。ちなみにそれが正しいルート。

DSCF4268鳥居をくぐって進むと風雷神社がある。風雷神社とは風神と雷神を一緒に祀ったものであろう。
6月20日に続いてこれで二回目の訪問となるが、ここにも神が宿っているようで背筋がぞくっとするような“何かを感じさせる”。
管理人、宗教とは無縁だし神仏にすがるタイプでもないが古賀志山に足繁く通うになってからというもの、こういう祠を見つけると自然と手を合わせるようになってしまった。
神とは悪人を善人に導く力をお持ちなのだろうか(^^)

DSCF4269風雷神社が収まっている洞窟のすぐ脇もやはり大きな岩だ。前回はここをよじ登って馬頭岩へと向かった。が、それが正しいルートなのかどうかはわかっていない。

DSCF4271風雷神社をあとに林道・背中当線に向かう。道は細くまた、ぬかるんでいるので滑る。

DSCF4273林道が見えた。ここまでがかなり長い。

DSCF4274林道に出て振り返ったところ。案内板がわかりやすくていい。
これで「めぐり図」にあるルートはすべて歩き終わったはずだ。
だが、バリエーションルートは「めぐり図」にあるものがすべてではない。まだしばらくの間、バリエーションルート探しの旅が続きそうだ。

 

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