古賀志山13回目は中尾根から東陵へと下ったが、このコースはコワいいねぇw

2015年8月5日 古賀志山(中尾根を登って東陵を下る)

昨日4日は鹿沼市の岩山へ登りさんざん酷い目にあったというのに、懲りずに今日は古賀志山の岩場に挑んだ。
なにしろ、会社勤めの人が盆休みに入る頃、こちらは繁忙期を迎えて忙しいから遊ぶなら今のうちである。では貴重な休みをどうするか、やはり山しか思いつかない。というより、他に趣味を持たない管理人の唯一の楽しみである山歩きを、忙しくなる前に存分に楽しんでおきたいと思う。

ではどこを登るか、昨日、暑い最中、発汗がぴたっと止まったのは岩山の下りの鎖場でであった。冷や汗すらかかなかったから相当、緊張していたのではないかと思う。
であれば昨日の岩山と同じように岩場を歩き、ヒヤッとする体験をしよう。それには古賀志山しかない(^^)

DSCF2307古賀志山の岩場といえば代表は中尾根と呼ばれているバリエーションルート(地図にない道)だ。鎖やロープを使ってエイコラよじ登るのだが、手が滑ってしまうと数メートル下の地面に叩きつけられること間違いなしの危険な場所である。
もうひとつは東陵コースというこれもまた、中尾根と同じレベルの危険な岩場である。
両コースともかなり緊張して汗もかかないくらいだからこの時期、お勧めのルートである。あっ、いや、管理人へのお勧めであってこのブログの読者に勧めているわけではありません(^^)

それからこれは管理人が自分自身に課していることとして、100本以上あるといわれているバリエーションルートを塗りつぶすべく、毎回、異なるルートを歩くようにしているが、中尾根~東陵ルートは過去にも歩いているので未踏ルートはわずか1キロに満たない。まっ、それでも痕跡を残すには十分な距離だ。


DSCF2309赤川ダム(上の画像)をスタートし、地図にある北コースという正規のコースを入ってすぐのところが中尾根ルートの始まりだ。

中尾根ルートの課題は一番から三番までの長い岩場をクリアすることである。いっておくけど怖いよ~(^^)


DSCF2310これは一番岩の始まり部分。
ロープはかかっているが段差があるので足の短い人は苦労する。ってこれは管理人のことね。
ロープはかなり古く、糸がほつれていたりすり切れていたりして不安がないといえば嘘になる。
だから写真の段差をクリアしたあとはなるべく自分の腕と足で登った方がいい。


DSCF2312岩場の途中に視界が開ける場所があり、鞍掛山が見える。


DSCF2316岩場が終わるとやっと地面の上を歩けるようになるが大量の緑の葉が。
先週の豪雨と強風によって枝から引きちぎられたのであろう。そういえば日光から古賀志山に向かう例幣使街道の杉が数本倒れて民家を直撃したとのニュースもあった。


DSCF2319ここも管理人にとってはすっかりお馴染みになった。ピーク496だ。


DSCF2320ここは二枚岩への分岐。
初めて二枚岩に行ったときはこの分岐がわからず行ったり来たりしたことがあった。


DSCF2321二枚岩へは行かず、そのまま分岐を西に直進すると四差路に出合う。
直進すれば古賀志山への近道で左は北コースの広場、右はピーク559へ行ける。


DSCF2322中尾根ルート最後の岩場。ここも腕と足でよじ登ることに。


DSCF2327通称、伐採地と呼ばれる場所まで来ると視界は一気に開け、古賀志山から赤岩までの稜線を見渡すことができる。
展望はいいのだが日差しを遮るものがないので暑い。写真に写っている岩は名称不明ながら向こうに道がついていて熊尾根と呼ばれている。過去3回、歩いたことがある。


DSCF2333伐採地から南へ5分ほど下ると富士見峠に出る。赤川ダムから正規のコースを歩いて古賀志山に登る場合に必ず通過する場所だ。
木立に囲まれて展望はないが涼しい。
さて、ここから古賀志山まで10分くらいだがすでに暑さに負けているので厳しいかもわからない。


DSCF2334ふ~、山頂だ。
時間が早かったのと炎天下のためか人はまばら。しかも暑いせいか皆さん、登ってすぐに下山していく。
そういう管理人も頭がボーッとしているので木株に腰を下ろして身体を折り曲げ、下半身に溜まった血液を上半身に環流させるようにして回復を待つ。


古賀志山山頂からほど近くに見晴台があって、その北側は深く切れ込んでいる。つまり、岩。
その岩は連続してあり、いずれも鎖やロープを伝って降りていく。


DSCF2337
東陵ルートの岩場が終わると林間の緩やかな道を下る。
途中、鞍部(ピークとピークの中間の低くなった部分)と出合うとので今日はそこから一旦、北コースに出て水場を目指すことにする。


DSCF2340ここが北コースの水場。伏流水が激しく吹きだしている。
飲むだけでなく、汗でべとついた顔と手を洗い、手ぬぐいを濡らし、空になったペットボトルを満たし、ここで20分ほど費やした。
まさに命の水。


DSCF2344水場から再び中尾根ルートに戻り、未踏ルートを歩くことにした。いつもならここから左の斜面を登って赤川ダムに至るのだが直進する。
距離は230メートル。その先、赤川ダムまで750メートルのアスファルト道路を歩く。


DSCF2347あっという間に道路に出た。
この道路は森林公園内を抜けるようになっているが管理道路なので一般車は通行できない。


DSCF2351左方向から来て北コース(赤い横断幕)と合流。駐車場までここから10分だ。