小田代ケ原水没一ヶ月、そろそろ心配。

日光をおそった二度の台風の激しい雨により花の名所、小田代ケ原は水が溜まり湖と化した。
それはそれですばらしい光景ですが、かれこれひと月経過し、このまま水が引かない場合、植物への影響はどうなのだろうと心配になる。

DSCF27619月1日から降り始めた長雨で水が溜まった小田代ケ原。
貴婦人(中央に見える白樺)の根元まで水がきているから、前回(07年)と比べて水量の多いのがわかる。しかも、この写真はその1ヶ月後の10月6日だ。
丸ひと月以上、このままの状態が続いているわけで、間もなく結氷の時期を迎えてこのまま凍ってしまったら植物たちは一体どうなってしまうのだろうと心配になる。

DSCF2764小田代ケ原展望台から歩き始めてすぐのところにある木道は地上1メートルの高さにあるが、水は木道の上すれすれにまで達していた。

Exif_JPEG_PICTURE本来ならこんなにきれいな花で埋め尽くされる小田代ケ原。来年は?

前回、水が溜まったのは2007年9月で、このときは水量はそれほど多くなかったことから水の引きも早く植物への影響はほとんどなく、翌年にはいつも通りきれいな花を咲かせた。