古賀志山、古賀志山、古賀志山。寝ても覚めても頭は古賀志山な管理人なのである(^^)

2015年11月11日(水) 天候:曇りのち晴れ、気温:18度
赤川ダム駐車場~中尾根1番岩基部を西へトラバースしながら滝岩探し~3番岩基部へ出る~2番岩を下って西へトラバース~滝岩見つからず~中尾根へ~P559~古賀志山~御嶽山~猪落で岩下道~仮称・観音尾根~古賀志山大神直登~御嶽山~古賀志山~東陵岩場~北コース水場~赤川ダム駐車場

前回4日から7日ぶりとなってしまった。
その間、別の山を歩いていたというわけではなく、雨が続いたり薪割りをしていたりで歩きたい気持ちをかかえてモヤモヤしていたのだが、ようやくという言葉がふさわしいくらい、念願叶っての古賀志山だ(^^)
今の管理人は“古賀志山命”で浮気などする気にもならない。その証拠に先月21日に薬師岳に登ってからというもの、今日で5回も続けて古賀志山を歩くというほどの浮かされようだ(^^)

じつは未踏のルートや岩を探すのにネットの情報を調べていたら、“滝岩”というのが目についた。落差7・8メートルのほぼ垂直の岩で雨が降った日など、雨が岩を伝って滝のように流れ落ちることからその名が付いたらしい。写真を見たが2つの大きな岩が直角に合わさっていて、その90度になったところにロープが下がっている。2つの岩はそれぞれが1枚岩なので手がかり足がかりがないように写真では見える。

それにしても3月から数えてバリエーションルートや岩場を26回も歩いているのに、写真を見る限りこれまで見たことのない岩があることに、古賀志山の奥の深さにあらためて驚いている。
なんとしてでもこの岩を探し当てたいものである。
古賀志山ひと筋、神社や洞窟内に祠を見つけては手を合わせて歩いているのだからぜひ、夢を叶えてほしいと願っている。

しかし、ネットの情報を総合しても場所がよくわからない。でもなんとなく、地理院地図の正規ルートとして描かれている北コースと中尾根の間に位置しているらしい。そいういえば地図には、中尾根の岩とは別の岩記号が東西に600メートルにも渡って描かれている。
よしっ、今日はそれら岩を観察しながら歩き、滝岩を見つけよう。
それと、前回、観音岩から古賀志山大神へ向かおうとして危うい目にあったのだが他に古賀志山大神へ直登できるルートはないのかどうか、探してみよう。
上記2点を探すことを今日の目的にして歩くことにした。それにしてもふたつは古賀志山の北東と南西に別れていて、どのようなルートで歩けば効率がいいのか、それが課題である。


DSCF5019スタートはいつもの通り、赤川ダム駐車場の北側に位置するこの道標のあるところ。
駐車場からアスファルト道路を歩いて約10分だがここに至るまで、ダム湖の景色を楽しむことができる。

DSCF5020中尾根ルートのスタートはいきなり、1番岩と呼ばれている巨大な岩とぶつかるが、今日は滝岩を探すため岩を登らずに基部を西へトラバースする。

DSCF5024岩を右手に見ながら踏み跡を歩いて行く。

DSCF5026ややっ、踏み跡を辿ってガレ場を登っていったらどうも見たことがある岩に、、、3番岩に出てしまった。

DSCF5036振り出しに戻るのも面倒なので3番岩基部から2番岩の上まで戻って2番岩を下り、基部をトラバースすることにした。写真は2番岩を降りて見上げたところ。正確には2番岩のすぐ脇の岩といえる。
濡れ場があって滑りやすいのか、あまり使われていない岩だ。

DSCF5039トラバース道は1番岩基部からのと2番岩基部からのが途中で合流している。

DSCF5043600メートルほど連なっている岩壁の中から目的の滝岩を探すために、進路を西へ取る。

DSCF5046おっ、アケビだ。
朽ちて自然に落下したものなのか野生動物が木に登って食べたのか。後者だとすればテンだろうか?

DSCF5047浅く幅広い沢に出たので地図で確認。
ふむふむ、この辺りだろうか?
沢は激しく崩壊しているがおそらく9月の豪雨の影響ではないかと思う。
この沢の行き着くところが北コース。

DSCF5050沢の少し上にこのような1枚岩があり滝岩である可能性も秘めているが、あまりにもアプローチが悪い。ここではない、と決めて先へ進む。

DSCF5052トラバース道から眺める岩は大小様々で、これなど10メートルくらいある。

DSCF5055トラバース道は尾根に変わった。
地図にある岩記号はここで終わりだ。滝岩はとうとう見つけることができなかった。別の機会にしよう。
それにしてもものすごい数のヒメイワカガミだ。花期は4月。

DSCF5059次の目的は観音岩から古賀志山大神へ直登するルート探しだ。
そのため、古賀志山の南西に移動しなくてはならない。一度、中尾根に乗り、P559から富士見峠へ降りて古賀志山に登り返すことにした。

DSCF5067P559からの展望はほぼ360度と素晴らしい。
真南には古賀志山と宇都宮市街が見える。

DSCF5070真北には紅白の鉄塔の向こうに高原山が見える。紅白の鉄塔があるピークは「盗人山」。もちろん、正式名称ではない。

DSCF5075北西には日光連山が、、、

DSCF5081富士見峠へ向かう途中の開放的な伐採地。
ミズナラが色づいている。

DSCF5083富士見峠から古賀志山に向かう急登。
ここはけっこう疲れるのだ。

DSCF5099古賀志山は通過して稜線続きの御嶽山へ。
ここから猪落(ししおとし)を下って岩下道へと急ぐため、古賀志山は横目で眺めるだけにした次第。

DSCF5101山頂から日光連山がよく見える。

DSCF5107猪落と名付けられた岩尾根。
この右手に古賀志山大神が位置しているが、管理人のこれまでの経験だと、古賀志山大神は猪落を降りた岩下道から対面岩(モアイ像)を経て登り返さなくては行けない場所にある。
今日は対面岩を経ないで岩下道から直接、古賀志山大神へ行くルートを探すのが目的。

DSCF5109あっ、これはシカ糞ではないか。
ふやけて形が崩れかかっているが日光ではどこででも見られるから見間違えるはずはない。
古賀志山山域は独立峰ゆえクマはもちろんのこと、シカも生息していないと聞いていたので驚きであった。
もうすでにシカが侵入していたのかそれとも、どこからか迷い込んだのであろうか。シカの食害は甚大なので日光のように過剰生息しないことを祈るばかりだ。
一見、シカ糞に見えたが後日、つぶさに観察したところ、野ウサギの糞であることがわかった。

DSCF5113岩下道から外れて観音尾根に乗るため、5メートルほどの岩場をロープを頼りに這い上がる。
ロープはところどころに結び目があるので滑り止めの役目を果たしてくれるが、ストレートであったなら管理人のような非力な男ではとても上れない。

DSCF5116ロープを上りきると次はこんな岩が待っていた。
試練は続く。

DSCF4462最後に2メートルほどの垂直の岩を登りきると、ついに古賀志山大神(こがしさんおおかみ)に出た。
告白すると垂直の岩を登るにはしばし、躊躇いがあった。
この先、もしかするともっと厳しい岩が待っているのではないか、それは手に負えない岩なのではないだろうか。そうだとすれば諦めて降りるのも厳しいわけだ。一か八かの掛けは嫌だなぁ、命がいくつあっても足りないじゃないか。
ただ、光が見えたのは、その垂直の壁を見上げると以前、上から見下ろした岩に似ていることだ。それは古賀志山大神のすぐ下に位置する岩であり、であればこの岩さえクリアしてしまえば古賀志山大神に到達できる。
よし、落ち着いて冷静に、両手両足でしっかり岩をつかんで、慎重に上ろう。その結果が無事に古賀志山大神に辿り着いた次第だ。

DSCF5120古賀志山大神から眺める猪落。
御嶽山から下ってあの猪落を降り、岩下道から最短距離でこの古賀志山大神に来ることができた。
今月4日にも挑戦しながら、難しさの前に撤退しただけに、とても嬉しい。

DSCF5131さあ、今日の目的の滝岩は残念ながら見つけることができなかったが、古賀志山大神への直登ルートを発見できたので良しとし、東陵を下って帰ることにした。

DSCF5128東陵見晴台から岩を続けて3つ、ロープを伝って降りる。

DSCF5136正規のルート、北コースへ出て水場で喉を潤す。辺りはすでに薄暗い。

DSCF51359月の豪雨でガレ場と化した北コースを慎重に歩いて駐車場に着いたのは午後5時に近かった。

 

コメントを残す