2018年7月17日(火) 晴れ
注意事項
2018年9月19日現在、一切経山(吾妻山)は噴火警戒レベル2で立入規制がしかれています。
詳しいことは気象庁のホームページをご覧ください→こちら
福島県の山に魅せられて3年目。
会津駒ヶ岳の魅力もたっぷり味わったし、そろそろ他の山に登ってみたいと思うようになった。
情報収集のためにとメンバーになったFaceBook、「福島の山を歩きたい」には管理人にとって新鮮でなおかつ、魅力的な情報に溢れ、行ってみたい山が日一日と増してくる。
中でも仏教経典の総集(って、管理人にそんな知識はなく受け売り)が山の名になっている「一切経山」など、山というよりもその名前に惹かれてしまった。
福島県には他に磐梯山や安達太良山といった日本百名山があるが、それらを差し置いても一切経山には行きたい。
管理人、もはや心は日光に非ずなのである。
今回はここ浄土平を起点に3日間、これから向かう吾妻小富士の他に画像の一切経山と東吾妻山に登る予定。
明日18日が本命の一切経山を含む6座縦走なので、今日は長時間にわたる車の運転で凝り固まった全身をほぐすために吾妻小富士と浄土平湿原を歩くことにした。
吾妻小富士。
見上げると大地状の山容だが山頂は大きな火口になっていることが事前の調べてわかっている。
吾妻小富士の火口の縁に着いて振り向くと一切経山とその麓の浄土平がよく見える。
浄土平からわずか50メートル強しか登っていないのにこの雄大な展望。すばらしい!!
火口に到着。デカイ!
噴火の威力とは恐ろしいもんだ。
明日の足慣らしに少しでも歩いておこうと、40分かけて火口の縁をぐるっと回ることにした。
次に浄土平湿原を散策するため一旦、吾妻小富士を下りる。
遠方、左に見えるのが明後日に予定している東吾妻山。
湿原にはビジターセンターの脇から入る。
湿原は乾燥化が進んでいるのかあるいは、空梅雨だったからか水気がなく草原と化している。
木道を南に進むと車道を交わるので横断し、桶沼へと向かってみた。
桶沼
説明板によると桶沼は今から5000~6000年前の火山活動によってできた火口に水が溜まったものだそうだ。水深は浅く13メートルとある。
深い緑に囲まれたハイキングコースは、ここが車道と100メートルしか離れていないことを忘れさせてくれる静けさ。
植物の種類も多い。画像はハクサンシャクナゲ。
吾妻小舎
浄土平から適度な距離をおいて建つ有人の山小屋で、1934年(昭和9年)築の日本最古のログハウスだそうです。