能登千里浜でミーハーにも砂浜走行を楽しみ、新潟県の道の駅「能生」へ。

2022年5月11日(水) 晴れ
車中泊の旅、第3回。北陸5泊6日・4日目
道の駅赤神から千里浜を経て新潟県の道の駅能生へ

どこで入手したのか記憶がないが手元に能登半島に存在する道の駅を表す地図がある。
せっかく風光明媚な能登半島を走るのだからできる限り海ぎりぎりの道を走り、そこで見つけた道の駅に立ち寄りながら能登半島を一周する、前々回も前回もそして今回も、そんな心づもりだった。
今日は同じく海沿いの道を走って羽咋市にある道の駅「能登千里浜(ちりはま)」を目指すつもりだ。


朝食はこれで4日間、続けて同じもの。
管理人にとって野菜は欠かせない食材だが中でもキャベツは、生で食べられる、スーパーでスライスされたものが手に入る、ほんの少しの味付けで食べられる、そしてこれは管理人にとって重要なことだが飲み過ぎから胃腸を守ってくれるビタミンU、すなわちキャベジンが含まれているというありがたい食材なのである。
今日も山盛りキャベツを食べておこう。


そして調味料として欠かせないのが「ポン酢」。
野菜サラダにも冷や奴にも焼き肉にも、どんな料理にも使えて食欲も増すから手放せない。


車のサイドドアを開放したまま海を眺めながらの朝食を終え、走り出すことにした。


昨日の窓岩といい、このギザギザの板状の岩といい、岩の形はバラエティーに富んでいて飽きがこない。


羽咋市の千里浜なぎさドライブウエイに到着。
タイヤが埋まることなく走れるという珍しい砂浜で50年前に一度、職場の同僚と来たことがある。たしか100キロ以上の速度で飛ばしたことがあるような記憶が、、、


粒子が細かい上に砂の一粒一粒が海水をたっぷり含んでいるため埋もれにくいとの説明がある。
他に走っている車がないのを幸いに、徐行の速度で砂浜を往復10キロ走ってみた。
ここは夏は海水浴場になるそうだがそのときでも車で走れるのだろうか?


砂浜から国道へ上がり道の駅のと千里浜にやって来た。
まだ出来たばかりらしく、建物は真新しくて清潔感がある。
ここは定休日が設けられていて運悪く、今日がその日だった。
ただし、トイレは使えた。

さ~て、能登半島一周もこの辺で終わりにしないと5泊じゃ足りなくなる。
今週末は避けることの出来ない用事があるため金曜日中(13日)に帰らなくてはならない。
冒頭の地図を見るとここから能登の中央部へ向かって走ると氷見が近く、カーナビでルートを調べると24キロと出た。
あちこち立ち寄っても昼前には氷見の道の駅に着くはずだ。
そうすれば1日目に続いて道の駅のフードコートで美味いものを食べられそうだ。
昨日は風呂に入っていなかったので温泉に入ろう。


道の駅「氷見」のフードコートにある氷見うどんの店でざるうどんを注文して食べた。
透き通った中太麺でコシがあって美味。
この後、今回の旅で2度目の総湯(共同湯のこと)に浸かった。


道の駅氷見を経ち、前々回、前回とは違う道を日本海に沿って新潟県に向かって走った。
そこにこれまで立ち寄らなかった道の駅があることをガイドブックで調べておいたのだ。
着いたところは道の駅雨晴(あまはらし)でここから海の向こうに立山連峰が見えるらしい。
それとこの車道よりもさらに海辺にJR氷見線が走っているとのこと。
実際その通り、道路を渡って海岸に出る手前に本物の踏み切りがあった。


海岸はそれほど広くはなくすぐに歩き終え、建物の展望デッキに上がってみた。
なるほど、まだ雪を被っている立山連峰が見える。
だがかなりズームアップしてこの程度だった。


いいタイミングで電車が通り過ぎていった。
氷見駅と高岡駅を結び、駅は両駅を含めて8つというローカル線である。


続けて電車の写真をもう一枚。
こちらはJR氷見線高岡市能町駅近くを走る路面電車。
富山県にはまだ路面電車が走っていてとても懐かしい思いがする。
そういう管理人は高校生のころ、トロリーバスで通学していたし都電もよく利用した。


高岡市を抜けて国道8号線を走っていると道の駅を示す大きな看板が目に入ったので脇道へ逸れ、駐車場まで行った。
そこはとてつもなく大きな建物で、coco KUROBEという4月にオープンしたばかりの道の駅だった。
中に入ってみるとフードコートがあって物販店があって、大きなスーパーの中を歩いているかのような様相だった。
前にも書いたことがあるが、道の駅は既存の店舗、駐車場を規格に合うように改装し国交省の認可の下、運営しているのもあれば、規格に合致するよう設計して建てられたのもある。
この道の駅は後者であろうことは容易に想像できる。
それにしても往路と復路、同じ道を通ったはずなのに往路で見つからなかったのはどうしたことだろう。


今日はここまでが限界だった。
新潟県の道の駅「能生」である。
過去3度、ここで車中泊した安心感があったのだろう、波の音を聞きながらゆっくり休んだ。

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