復旧なったJR只見線が走る美しい光景に息を呑む。

2023年5月17日(水)
車中泊の旅、第8回。
北陸5泊6日の旅6日目(最終日)

本日の走行185KM(22458→22643)
■にしあいづ~■三島宿(只見線見学)~沼沢湖~■からむし(昼食)~■たじま~日光
■は立ち寄った道の駅

道の駅「にしあいづ」を後に、ある目的のために道の駅「みしま宿」へ向かった。


道の駅「みしま宿」
道の駅の売店がまだオープンしていない時間だというのに観光バスでやって来た多くの人が管理人が向かうのと同じ方へ歩いて行く。
ここから少し歩いたところに只見川の上に架かる鉄橋を渡る列車が見える場所(ビューポイント)があるのだ。
列車はJR只見線。2011年の福島豪雨によって鉄橋の流出などといった甚大な被害を受け復旧が絶望視されていたが、地元の人の熱望と関係者による努力が実り、11年後の10月1日に全線で運転が再開されたそうだ。→詳しいことはこちら
運転が再開されて半年後の今日、只見線が走る姿を見たくて管理人はやって来た。
いい場所を陣取るべく、先を行く人たちを早足で追い越した。
いい年をした男がすべき行為ではないが、旅の恥はかき捨てなのである(笑)


ビューポイントはB、C、Dと3箇所あるようだ。
橋梁の上を列車が通過する時刻まで書いてある。
この時間だと9時01分に上り列車が、9時20分に下り列車が通過するようだ。


トンネルの左に見えるあの階段がビューポイントの入口らしい。


ここが第一只見川橋梁のビューポイント。
すでに別の観光バスの乗客らしき多くの人が集まっている。
下り列車の通過まであと3分。


警笛とともに下り列車が林の中から現れ、徐行しながら鉄橋をゆっくり渡っていく。
多くのカメラマンが待ち構えているのを意識したサービスだ。
おかげで管理人はパンフレットに掲載されているような(そんなはずは、、)写真を撮ることができた。


2匹目のドジョウは上り列車だ。
場所を替えてビューポイント「D」に移動してみた。


ベニサラサドウダン


ツクバネウツギ


さあ、今度は上り線が通過するころだ。
上りの列車は先ほどと反対に、左から現れて右へ抜けていくことになる。
先ほどと同じように現れる前に警笛を鳴らし、徐行の速度で通過すると思う。
腕時計を睨みながら9時20分を待った。
警笛はまだ鳴らない。
だが、腕時計は9時20分を示している。
ふと鉄橋を見ると列車が見えた。
あれっ、さっきと同じで右から登場するのか?
と思う間もなく、列車は右の林へと消えていった。
警笛は鳴らず、徐行はせず、下りと上りとでは扱いが違っているようだ。


道の駅「みしま宿」から管理人が住む日光へ帰るには、会津若松市を経て国道121号線で会津田島へ行く方法と、沼沢湖から国道400号線で会津田島へ行く方法がある。
会津田島からは国道121号線1本で日光まで行ける。
会津若松から日光への道はなんども通って馴染みがあるだけに、今回はまだ訪れたことのない場所を経由するつもりだ。
このすぐ近くに沼沢湖というカルデラ湖がある。
夏はキャンプをする家族で賑わうらしい。
まだ暑いとはいえないこの季節だが、草地の上に一張りのテントがあった。


国道400号線沿いにある道の駅「からむし織の里しょうわ」に立ち寄り、車内に備蓄してある期限切れ間近の食品を整理した。


ほぼ栃木県境にある道の駅「たじま」でトイレ休憩を取り、一気に日光を目指した。

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