車中泊の旅、第3回。北陸5泊6日(サマリー)。

管理人、どちらかと言えば小まめに記録を採る性格である。
人間の記憶には限界がある。
その上、歳とともに記憶力は低下し、昨日の出来事はもちろんのこと朝食べた食事さえ思い出せないという情けなさなので、記録を採るのは管理人の重要な仕事だと認識している。

旅の写真を残しておくことは記憶力の低下を補ってくれて、楽しかった思い出にいつまでも浸れるという恩恵を与えてくれる。
しかしそれは旅の情景でありそれ以外のこと、例えば車の旅であればどんなルートで何キロ走ったかとか、どこでなにを買ったのか、なにを食べたのかとか、費用がいくらかかったのかといった、写真では記録できないことが多々ある。

写真を自動記録装置とするならば、写真では困難な上に書いた細々したことを手動で記録しておけば思い出として残しておくことができる。
それが記憶力の衰えた管理人に唯一できることと考え記録を採り続けている。
次のステップに進むためにもだ。

☆☆
■は立ち寄った道の駅。
1日目(2022/05/08・日)
日光~■片品~蒲生の棚田~直江津~■能生~■新湊~■氷見(泊)
本日の走行389KM
・沼田IC~湯沢石打IC ¥1050
・昼食は■新湊で白エビそば ¥480
・直江津で給油 ¥2487(14.98L @166)
・■能生のセブンで翌日の朝食購入 ¥481
・■氷見の寿司店で軽く夕食 ¥2552
・■氷見の総湯で入浴 ¥650
※食料品の多くは前日、イオン今市店で購入した ¥3961
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合計 ¥11661

2日目(2022/05/09・月)
■氷見~■七尾の食彩市場~■なかじま~赤崎海岸~■すずなり~入浴~ランプの宿~■のろし(泊)
本日の走行192KM
・■なかじまで寿司とオニギリを2ケ買う ¥928
・海浜あみだ湯 ¥460
・昼食は赤崎海岸で寿司を食べる
・夕食前に夕陽を見に禄剛崎灯台へ
・夕食はイオンで買った惣菜を食べる
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合計 ¥1388

3日目(2022/05/10・火)
出発前に16キロのトレッキング。
■のろし~■塩田村~垂水の滝~■千枚田~■輪島~■赤神~■とぎ~■赤神(泊)
本日の走行112.3KM
・朝食前に日の出を見に禄剛崎灯台へ
・トレッキング中にオートキャンプ場を発見した
・■塩田村で塩むすび3ケ¥250と浜塩¥400、入館料¥100
・昼食は■塩田で買ったオニギリ2ケ
・輪島市門前で給油 ¥3548(20.64L @173)
・■とぎのGENKYで食料品 ¥1433
・夕食はハムステーキ、厚揚げ、焼きおにぎり他
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合計 ¥5731

4日目(2022/05/11・水)
■赤神~なぎさドライブウエイ~■千里浜~■氷見~■雨晴~■KUROBE~■能生(泊)
本日の走行222KM
・なぎさドライブウエイを往復、10キロ走る
・■千里浜は定休日。トイレのみ利用した。
・■氷見で「氷見うどん」¥700
・氷見の総湯で入浴 ¥650
・大阪屋入善店でにぎり寿司他 ¥1823
・朝日町で給油 ¥2019(12.62L、@160)
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合計 ¥5192

5日目(2022/05/12・木)
■能生~■天領の里~寺泊港~■豊栄~■朝日~■関川~■いいで(泊)
本日の走行318KM
・朝食前の散歩で荒海キャンプ場を見つけた。5分100円の温水シャワーあり。
・昼食は寺泊港の駐車場で持参したカップうどん
・■朝日の温泉で入浴 ¥500・・駐車場は国道7号線に面して交通量多い。また、トラック混在。
・■関川は■朝日で入浴後に、■いいでに向かう途中で見つけた道の駅。入口に国指定重要文化財「渡邉邸」あり。
・夕食はGENKYで買った残り物で済ませた。
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合計 ¥500

6日目(2022/05/13・金)
■いいで~■田沢~喜多方蔵の里~日光
本日の走行230KM
・■田沢でトイレを利用 駐車場狭く車中泊は遠慮したい。
・喜多方蔵の里を見学 ¥400
・昼食は坂内食堂でラーメン ¥750
・会津若松のセブンでトイレのついでにコーヒー ¥149
・日光に戻って阿原石油で給油 ¥4500 27.95L @161
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合計 ¥5799

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総費用:¥30271(一日あたり¥5045)
総走行距離:1464KM(一日あたり244km)
総費用内訳:
・食料品 ¥9025・・車内で食べた朝食、昼食、夕食
・食事代 ¥4482・・店内で食べた分
・温泉入浴 ¥2260
・高速代 ¥1050
・ガソリン ¥12554(76.19L)
・雑費 ¥900(施設見学、みやげ)
※前回11月のガソリン単価平均は167円、今回は165円


新潟県上越市(直江津)まで日光から210キロ。
新潟県を北陸に含める(北陸4県)と日光から北陸はわりと近い。


能登半島は国道を避けてできるだけ海辺の道を走ったつもりだったが、こうして見るともっと海辺に近い道があることを知った。
次回はルートを見直そう。


夜間は冷え込むだろうとファンヒーターを持参したが稼働したのは30分ほど。
日光の夜よりも暖かかった。


乱雑ご容赦。
エブリイの寝床兼リビングです(笑)
右側が就寝スペースで万年床。
床から20センチの高さをベッド(その下は収納庫)とし、5センチ厚の折りたたみマットレスを敷き、その上に厚手の封筒型寝袋をセットしている。
11月末の車中泊では寝袋の中に厚手の毛布を入れて寝た。
ベッドの左側に給排水システムとポータブル電源を2台、冷蔵庫、2Lのペットボトル3本を置いてある。


手作りの給排水システム。
歯磨きくらいならこれで十分。
大雨で外に出るのが億劫な日は重宝する。
なお、顔は基本的に洗わず、ぬれタオルで拭って終わり。


食事で使うアルミ皿。
車内での食事はこれ1枚で済ませた。
食事が終わったら汚れをペーパーできれいに拭き取って再利用する(とうとう6日間、同じプレートを使った)。
手前のぬれタオルは手拭きやふきんとして使ったり温泉に入れないときは顔を拭ったり身体の汚れを取ったり、それを水洗いして再使用と繰り返し使えるので実に便利だ。


電源を必要とする機器は3台、ポータブル電源2台(使用後の充電のため)と冷蔵庫がある。
各々の使用電力はポータブル電源2台で140W、冷蔵庫が60W、計200W。
電源は運転席のシガーソケットに延長ケーブルをつないで荷室へ引っ張り、そこへ3連のソケットを接続し、ポータブル電源と冷蔵庫を接続している。
だが3台同時に電気を供給するのにシガーソケットだと120Wまでしか供給できないため、各機器が必要とする容量を満たさない。
画像は充電するのに76W必要なポータブル電源だが3台の機器をシガーソケットにつなぐと電圧降下によって0W~10Wしか供給されなかった(アイドリング中での確認)。
冷蔵庫は車中泊中、ポータブル電源で稼働させてきたが蓄電量はすでに20%しかない。ゼロになるのは時間の問題となった。

エブリイを車中泊仕様に改造しようと思ったのは遠方にある山を登るのに、登山口近くの駐車場に登山の前または後あるいは両日泊まろうと考えてのことだった。
その程度のことであればポータブル電源の蓄電量を使い切ってしまうことはない。
それが登山にとどまらず数泊の旅行に発展し、今回のような5泊6日という車中泊になったことでポータブル電源への充電が必須となったのである。

いずれ近いうちにサブバッテリシステムを構築し電気を安定して供給できるようにしたいが、そのために車内スペースを犠牲にしたくはない。
いよいよ後席を撤去するなどして荷室スペースを広げる検討をしなくてはならなくなった。
車中泊仕様改造計画第二次案である。


補足
冷蔵庫の液晶に表示される電圧。
庫内の温度はプラス3度に設定しているがアイドリング程度だと稼働に必要な12ボルトを下回ってしまい冷えない(走行中ならもう少し高いのだろうが)。
この電圧だとメインのバッテリにも負荷がかかりそうだ。
ポータブル電源への電源供給を切って冷蔵庫だけにすればちゃんと冷える。


車外のゴミ入れ(屋根上の緑の箱)。
車内で食事をするとゴミの発生が避けられない。
そのゴミを車内に置きっぱなしにしては臭いがこもって快適な車中泊ができない。
そこでゴミがあるていど溜まったら車内から出すようにしている。
ゴミは30号として売っているレジ袋に詰め、画像にあるコンテナボックスに入れて持ち帰っている。
今回は5泊6日だったがレジ袋2枚に収まった。
もっとも大きなゴミはスーパーで買った寿司の詰め合わせや刺身のパックだが、どうすれば低減できるのかが課題として残る。

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