神橋

日光駅前から中禅寺湖方面に向かう国道120号線は、東照宮の手前で大谷川(だいやがわ)にかかる日光橋を渡ります。その日光橋のすぐ脇にかかっている全体が朱色の豪華絢爛な橋が「神橋」です。
清冽な流れの大谷川を見下ろすようにかけられた神橋は、今から370年前の1636年に建立された、古い歴史のある建造物として、国の重要文化財かつ世界遺産にも指定されています。
1902(明治35)年に大洪水に見舞われて流出し、1904(明治37)に再建されましたが、木造ということもあって50年に一度大改修をすることになっていて、最近の改修としては1997年から8年もの長きにわたって行われました。
そして、2005年3月にようやく改修を終え、再びその豪華絢爛な姿を現しました。
二社一寺の入口として、東照宮を訪れる人なら必ず目にしますが、できることなら駐車場に車を置いて、日光橋からじっくりご覧になってほしいと願っています。大谷川を背景にした姿は一段と美しいものです。
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