エブリイ車中泊仕様改造日誌(ベッド製作)

2021年1月3日~19日

寝る前にもう1本。
本日5本目の記事だ(笑)。

床張りが終わったのでいよいよベッドの製作に取りかかることにする。
コンパネで作った床の上に布団やマットを敷いて寝ることもできるが、管理人がベッドを作る目的はベッド下の空間を収納スペースにしたいからだ。
大人がふたり寝られるスペースがあるとはいえ、限られた空間を無駄なく使いたい。
寝床をベッドにするということは、ベッドの大きさ分の空間を収納スペースとして使えるわけであり、仮にひとり分のベッドを幅60センチ、長さ180センチ、高さ20センチの大きさで作れば、216000立方センチすなわち216リットルという大きな収納スペースが生まれる(計算あってるか?)。
これは四季を通して荷物を入れっぱなしにしておくためにも有効だと思う。
心がけたのは就寝するときになって荷物を移動してベッドの土台を組み立てるといった手間をかけないよう常にベッドの状態になっていて、必要なのはマットを敷きその上に寝袋を広げるだけで済むようにすること。

それではさっそく取りかかろう。
ただし、設計図などという緻密な計算に基づく図面などない。

ベッドの台座は厚み19ミリ、幅184ミリの1×8材を使った。
幅184ミリがベッドの高さ(収納庫の内寸)となるわけだが、実際にはこの上に天板、その上にクッション材、さらにその上にマットを載せるので、座面の高さは20センチを少し超える。
調理をしたり食事をする場合はこのベッドを長椅子として使うわけだが、座面の高さ20センチはやや低いと感じるもののこれ以上、高くするとベッドに座ったときに頭と天井との空間がなくなって圧迫感を受ける。
まっ、よほど脚が長い人でなければこの高さが妥当であろう。

木枠は2枚の床板の長さに合わせたものを2つ作り、独立した収納スペースとした。
木枠は4枚の1×8材を単にビス留めしただけだが板に厚みがあるため、接合面に力が加わっても変形することはない。
したがって補強はしていない。

木枠の大きさは分割した木枠を2つ合わせて長さ175センチ、幅は55センチにした。
55センチという幅にしたのには理由がある。
近い将来、孫にせがまれてキャンプに行って車中泊する場合、もうひとり分の寝床が必要になる。
そのためベッドの右側を70センチ空け、そこに60センチ幅のマットを敷けるようにした。
その差、10センチのスペースに後日、奥行き10センチの収納庫を設置する予定だ。
そうすると木枠の幅は55センチで製作する必要がある。
それと車中泊に適したマットを物色すると多くが幅60センチという仕様になっているというのも理由だ。
これから説明していくが、木枠の幅は55センチだがベッドの幅は60センチの設計にした。


木枠は床板の上に置いただけで床板と接合はしていない。
その代わり車の振動で木枠が動いたりしないように数個の角材を床板に貼り付けて前後左右へのずれ防止とした。
こうしておけばバッテリを点検する際はベッドを持ち上げて外し、次に床板を外せば可能になる。


蝶番を使って天板を取り付け、物を収めた様子。
長さ60センチのスノーシューを入れた収納ボックスが余裕で入る。
天板は見栄えが悪いが合板を使った。
合板の他にこれだけの大きさの1枚板などないというのが理由。
天板にはクッション材を貼ってしまうので合板であることは気にならないはずだ。
ここまで来てフト、天板は開けた状態で維持できないものかと思った。


前の画像の収納方法を改め、中に自動車のトランクに置く汚れ防止用のマット(商品名は忘れた)を敷いてみた。偶然にもサイズがぴったりだった。
これにより登山後の汚れ物を収納しても収納庫内を汚すことはない。
現在ここにスノーシューとポール、アイゼン、チェーンスパイク、手袋、横幅ぴったりの収納ボックスを追加して湯たんぽ、折りたたみポリバケツ、レジ袋他を収納している。
靴を入れる高さはないため、今は助手席の床に置いているが、スノーシューが不要になる季節になったらここに横置きするようにしたい。


こういう方法があった。
天板を開けた状態で維持するヒンジを取り付けた。


いよいよ仕上げ。
天板の上に8ミリ厚のクッション材を貼り付け、腰掛けてもお尻が痛くならないようにした。
クッション材は1枚30センチ角のを組み合わせて使うコルク柄のジグソーマットというのを地元のホームセンター(カインズホーム)で買った。9枚セット800円ほど。
貼り付けには両面テープを使った。
寸法が半端になった部分はカッターナイフでカット。

ちなみに床に黒いシートが敷いてあるのがわかると思うが、これは工事用の養生マットとして売られている商品で、同じホームセンターで見つけた。
作業中に床板を傷つけてはいけないと考えて敷いたものだが、これがなかなか具合がよろしい。
何が良いかって、工事に使うだけあって汚れや水に強い。
何しろこの時期、我が家周辺は日中でもマイナス5度以下に冷え込む。
いくら車の中といえども靴を脱いで作業することなど考えられない。
靴のままで荷室に上がって作業するわけだが、これのおかげで汚れをまったく気にすることなく作業ができた。作業用の工具類を無造作に置いても床板を傷つけることもない。
そんなわけで、この養生マットは今現在も敷いたままとなっている。
つまり我がエブリイのリビングは土足OKなのである。


すべての天板(4枚)にクッション材を貼り、その上に15ミリ厚のヨガマットを置いてみた。
座り心地はなかなか良い。
座椅子を使えば脚を投げ出して座ることもできる(短足ですが)。
なお、画像だとわかりづらいが、天板(収納庫の蓋)は木枠の幅より5センチ大きい60センチとした。
理由は天板を開閉(荷物の出し入れ)する際にこの出っ張りを取っ手の代わりにするためである。
なので、収納庫の外幅は55センチでベッドの幅が60センチなのである。


全体図。
試しにダウンの寝袋を広げて寝てみたがこのままだと固くて、自宅のベッドのような安眠は得られそうにない。
なにか方法を考えなくては。
ということで本日現在、数種類のマットを試したが心地よい眠りを誘うマットが決まらない。

次回は画像左上に見える茶色の物体の正体を明かします。