日光花情報(5月12日)

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標高1300メートル。例年にくらべて寒さが続いた戦場ヶ原はカラマツにようやく新芽が付いたばかりで、全体的にはまだ冬に近い様相。
泉門池から国道に抜ける北戦場はススキが生い茂り荒涼とした風景が広がっている。奥に見えるのは雲をかぶった太郎山。

とはいえ、足下に注意しながら歩けば直径1センチほどの花を所々に見ることができ、そこだけは春が近いことを感じる。
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タチツボスミレはこの時期から咲き始め6月いっぱいくらいまで見られる、奥日光全域に分布しまた、開花時期の長い花だ。

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ヒメイチゲ。和名の姫一華から想像できるほどその姿は可憐そのもの。花期は短く6月になるとほとんど見ることがない。泉門池近くで見たが、全体的に少ない。

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オオカメノキの新芽。これは花ではないけれど、特徴のある形からなにを連想する?