日光花情報(6月2日)

奥日光にようやく花の季節がやってきた。これから8月いっぱい、次から次へと咲きかわって目が離せない。きょうはパークボランティアの仕事で湯ノ湖を歩き、開花状況を調査してきた。

まずはこれ。
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湯ノ湖南岸を埋め尽くすアズマシャクナゲ。今年は特に花の付きがよく、見応えは十分。

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コヨウラクツツジ。国道から少し歩いただけでこんなにきれいな花と出会える。

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小田代ケ原や戦場ヶ原では一般的なズミだが、湯ノ湖だと湯滝の落ち口にかかる橋のそばにある1本だけ。

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ミヤマザクラももう間もなく開く。

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イタヤカエデ。やや黄色みをおびた若葉とこれまた黄色の花なので、遠くからだと花が咲いているとは気がつかない。

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これもカエデの仲間。花はイタヤカエデのように黄色なので目立たないが、花が穂状に垂れ下がるのが特徴のウリハダカエデ。

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遊歩道からは湖をバックにしてトウゴクミツバツツジとオオカメノキが見られる。

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ベニサラサドウダンも間もなく開花。

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湯ノ湖北岸で見られるクサボケ。下界には至る所で見るが高所では珍しい。

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ツバメオモト。

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ユモトマムシグサ。名前の通り、湯元で見つかったマムシグサ。葉が輪生しているのが特徴。

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ウダイカンバの花。まるでイモムシのようだが、これでも花。