スノーシュー開幕、雪質最高

日本海側の低気圧の影響を受けて奥日光は年末に大量の雪が降り、積雪は1メートルを超えたとの嬉しい情報を入手。正月明けの7日、下見を兼ねてさっそく初歩きを楽しんだのは言うまでもない。

昨年の今頃はまだ雪が少なくて気をもんだが積雪1メートルというのはスノーシューで歩くには十分な量であり、雪はこれからさらに降るので私にとってはでっかいお年玉をもらった気分です(笑)。

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刈込湖コースの入口は金精道路にあり、湯元の源泉から急勾配を上がる。
ここまで約10分、ウォーミングアップどころか一仕事終わったような気分。

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往きは夏道を通ってみた。この斜面の中央に1メートルほどの平らな道があるが雪に覆われて見えないため、勘を頼りに歩く。


夏道は進行左側が沢に向かって急斜面となっていて性能の悪いスノーシューだと滑り落ちる危険があり、進行右側は斜度30度ほどの南斜面になっているため雪崩の危険があります。

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難所、小峠手前で見つけたシカに食われた樹木。

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ふ~。ようやく小峠に到着。
積雪はまずまずといったところ。

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さらに夏道を進んでようやく平坦な道に出ると息が休まる。

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幅2メートルほどの平坦な道はこの先に待っている急階段を降りるための体力の回復の時間だ。

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ここからこのような階段をいくつも下り刈込湖へと向かう。
階段といってもステップは雪に覆われ完全な斜面となっているので、スノーシューで滑り降りる感覚。

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刈込湖に到着。湖は凍りつき荒涼とした景色が広がっている。

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気温はマイナス10度。でもここでは普通。

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幅40センチほどの溝の中に細長く深い凹み。何だと思う?
これはシカ特有の足跡。戦場ヶ原や小田代ケ原と違ってこの辺はシカが縦横に動き回るのでこのような足跡が見られる。

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冬になって雪が積もらないと近寄れない蓼ノ湖。
厳冬期には沢の流入部分を残し全面凍りつく。

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まだ薄いけれど湖の上を渡って対岸へ。


一般の方は絶対にマネをしないでくださいね。