女峰山と帝釈山。女峰山はまたもやご機嫌ななめで展望ゼロ(泣)。

2017年8月9日

キスゲ平(6:00)~小丸山(6:39)~焼石金剛(7:16/7:20)~赤薙山(7:48/7:55)~奥社跡(8:54)~一里ヶ曽根(9:50)~P2318(10:28)~女峰山(11:17/11:42)~帝釈山(12:12/12:37)~女峰山(13:17)~P2318(13:54)~一里ヶ曽根(14:41)~奥社跡(15:30)~赤薙山(16:34)~小丸山(17:32)~キスゲ平(18:16)

間もなくお盆に突入する。
仕事が忙しくなる(だといいが)前に登っておきたい山がある。
ここ数週間、福島の山ばかり登っていたのでこの辺で地元、日光の山に登っておきたい。
7月はニッコウキスゲ見学の観光客で賑わうため遠慮していたが、今年10回を目標とする女峰山だ。もう解禁してもいいだろう。今年はまだ3回しか登っていない。大変申し訳ないと思う。悪気があってのことではないことをわかっていただくためにも登っておこう。
悪天候で日光は日照時間ゼロの日が続いているがそれは承知の上だ。
でも標高2千メートル超えの山頂なら晴れているだろう、となんの根拠もないのにそう決めつけて出発した。
女峰の神に歓迎されるのかそれとも跳ね返されるのか、登ってみてのお楽しみということになる。

女峰山の登山口となるキスゲ平、天空回廊さて、久しぶりの女峰山だ。
礼を失することのないように気持ちを引き締めていこう。


登り始めてすぐ、振り返って関東平野の空を眺めた。
一部に青空が見えるものの雲は低く、厚い。


キスゲ平のヨツバヒヨドリ今日の花の旅はヨツバヒヨドリの出迎えで幕を開けた。


ノリウツギノリウツギ


オオカメノキの実オオカメノキがすでに赤い実をつけている。
この木の実は割と遅くまで残る。


ノハラアザミノハラアザミ


ツリガネニンジンツリガネニンジン


シモツケソウシモツケソウ


ゴマナゴマナかな?


さあ、ここからが女峰登山の核心。
階段の傾斜は急になり、階段が終わると次は長い稜線歩きが始まる。
ここから先、階段は100段ごとに休憩をとりながら上がるのが疲れないコツ。


墨絵のような関東平野振り返って墨絵のような景色を眺めながら息を整える。
墨絵のように見えるのは雲の色が黒くなおかつ、低いからである。今日これからの天気を暗示しているかのようだ。


雲の上に筑波山が見える雲の上に筑波山が見える。


階段のトップまで34分。
なんとか第一の難関をクリアした。
これからピークを5つ越えて6つ目のピークが女峰山だ。長いぞ~。


コバギボウシコバギボウシ。
この色合いが実にいい。


小丸山長い階段を上りきって一息つけるのがここ。


イタドリイタドリ


焼石金剛には小丸山から1時間弱で着いた焼石金剛には小丸山から1時間弱で着いた。
第一のピーク、赤薙山まであと30分だ。


目の前に赤薙山すぐ目の前に赤薙山が迫ってきた。
斜面の緑が実にきれいに見えるがあれは膝丈まである笹。


山頂直下の急登を一歩一歩ゆっくり登っていく。


赤薙山に到着。歩き始めて1時間50分赤薙山に到着。歩き始めて1時間50分だから女峰山を登るにはちょうどいいペースだ。


赤薙山は樹林帯の中の山頂なので展望が悪いが、1カ所だけ開けている部分がありそこから女峰山が望める、、、、はずなのだがご覧の通り。2つ目のピークすら見えない。


今日は身軽に動けるように靴はローカットにした今日は身軽に動けるように靴はローカットにした。
足首の保護はできないので気をつけて歩かなくてはならないが、足下が軽いのは助かる。


さあ、いくぞ!!
ここからが本格的なトレッキングとなるから気合いを入れなくてはね(笑)


ミヤマキンポウゲとりあえずミヤマキンポウゲとしておこう。


ロープがかかっている岩場だが滑落の危険があるというほどではない。


開花前のオトギリソウ開花前のオトギリソウ


目の前を飛び交う野鳥。
運良く枝にとまってくれたので急いでカメラを構えズームで撮ってみるとそれはメジロであった。
よく見えないがくちばしで何かをくわえている。昆虫の幼虫かしら?


ようやく赤薙奥社跡に到着。
なんと3時間近くかかっている。
階段はできるだけゆっくりとそして、写真を撮りながら歩いたので時間がかかるのもやむを得ない。


赤薙奥社跡に到着昔はここに社があって修行でもしたのであろうが今は跡形もない。


奥社の次のピーク、2209を越えるとすぐ、「ヤハズ」という岩場を通過し、しばらくの間、道は平らになりトレッキング気分全開となる。


キオン


歩き始めて4つ目のピーク、一里ヶ曽根に到着歩き始めて4つ目のピーク、一里ヶ曽根に到着。
これで行程の3/4は来た。もうすぐだ、頑張れ。


一里ヶ曽根のガレ場を下り次のピーク2318との鞍部を歩く。
ほんの短い距離だが開放的な気分に浸れる。


鞍部に水場があるので覗いてみるとかなりの量が流れていた。
伏流ではなく上方から流れてくる沢水である。


枯れ木が目印のピーク2318を通過


道は極端に細くなり斜面をトラバースしながら上がっていく。


ウメバチソウウメバチソウ


シラネニンジンシラネニンジン


ピーク2463。地理院地図には記載がないがここに三角点がある。
この次のピークが女峰山だ。


つ、ついに着いた。って、ダジャレではなくそんな気持ち、わかるかね?


歩き始めて5時間36分、女峰山に到着歩き始めて5時間36分と、相も変わらず亀足の管理人なのである。
今年になって3登目。目標は5登以上だが先が見えてきた。月一で登れば9登いや、10登は可能かも?
それにしてもなんだ、悪事を働いたおぼえはないのに、このところ女峰はご機嫌ななめで、天気が悪い。今日も展望ゼロである。
どうすれば機嫌を直してくれるんだか、男のおいらにはわからない(泣)。


右から帝釈山、小真名子山、大真名子山山頂は濃い霧が立ちこめていたが雲が動いた瞬間を狙ってパチリ。右から帝釈山、小真名子山、大真名子山。
ここで出合ったのは二人。
千葉県から来たという若い方としばらく話し込む。


今日は女峰山の先、帝釈山を最終目標にした。
片道30分の気持ちのいいトレッキングができる。
画像は専女山。


イタドリ


体力に余裕があるときはここ、帝釈山まで来る体力に余裕があるときは女峰山に達したあと、必ずここまで来ることにしている。
女峰山とは違った展望が得られるし、人も少ない。


ここも女峰山と同じように霧の中であったが待った甲斐あって太郎山が全貌を現した。


小真名子山と大真名子山小真名子山と大真名子山も。


アキノキリンソウアキノキリンソウ


だいぶノンビリしてしまったのでそろそろ戻ることにしようか。
前方には三角形をした女峰山が見える。この位置からの女峰山が一番いい。


コバノコゴメグサコバノコゴメグサ


女峰山に戻ってきた女峰山に戻ってきたが写真を撮っただけで先へ。


これもアキノキリンソウ(にしては花の付き方がまばらだが)。


一里ヶ曽根との鞍部に向かうピーク2318から下りに転じ、一里ヶ曽根との鞍部に向かう。


水場を通過水場を通過。


どんどん進む。


道はピーク2209の手前で南へ変わって奥社へと向かう。
ピーク2209は地図にあるだけで道はない。


ピーク2209と奥社との鞍部ピーク2209と奥社との鞍部。
つかの間だが一息つける場所。


奥社の手前に達した。


遠くに朱色に染まった葉が見えたのでズームするとナナカマドだった。
紅葉する樹木ではもっとも早く染まる。


コメツツジコメツツジ
時間は16時を過ぎた。12月だったら暗闇だ。


赤薙山を通過。
ここまで来ればもう安心。危険はない。


下りきって小丸山へと向かう。


シモツケソウシモツケソウ


小丸山から天空回廊を下る小丸山に到着。
これから天空回廊を下る。


ツリガネニンジン足下に咲いているツリガネニンジン。


階段トップ


開く前なのでなんとも言えないが、葉っぱの特徴からアケボノソウのようにも思えるし蕾の数からみてヤマハハコのようにも思える。おそらく後者。


アサギマダラむふふ、すごい。
しばらくお付き合い願いたい。


う~ん、美しい!
あなたはどこからやってきたのですか?


思いっきりズームしたので画像がざらついてしまったが、身体の模様までハッキリ撮れた。


ノリウツギ、糊空木と書く。
空木というのは枝が中空になっているからつけられた名前らしい。
糊はおそらく枝を砕いて接着剤としたのであろう(たぶん違うな)。


日光市街地を見下ろす。
ここから見ると東照宮から日光駅にかけての町と今市とに分かれていて途中は森になっている。
同じことを書いてしまうが12月だったらこの時間、漆黒の闇で夜景がきれいだ。


標高がだいぶ下がった。
まもなくキスゲ平の駐車場に着く。


マルバダケブキ


ノハラアザミ


オヤマリンドウオヤマリンドウ


再び、シモツケソウが登場。
きれいだ。


これも前に紹介したヨツバヒヨドリ。


アオヤギソウ


アオヤギソウアオヤギソウをマクロで。


北西に高原山(鶏頂山、釈迦ヶ岳、中岳、西平岳の総称)が見える。
明日の天気を先取りするかのような空だ。

今日も無事に戻れたがスタートからなんと12時間を要した今日も無事に戻れたがスタートからなんと12時間を要した。
帝釈山を往復したのと休憩を長めにとったので12時間かかったが、健脚の人なら休憩を含んで9時間、普通の人で11時間くらいであろう。