2016年総括。初めての県外遠征、会津駒ヶ岳は圧巻だった。

2016年12月31日(土)

暖冬少雪で明けた2016年。
期待した年末も雪がなく、この分だと2017年も雪なしで明けそうです。
それにしてもねぇ、例年ならすでに雪のフィールドを歩き回っている時期なのに、建物の窓から見える女峰山と赤薙山の山肌は黒々として、寂しさが漂っています。
その雪のない日光連山を恨めしげに眺めながら2016年を終えようとしています。雪のない連山。右から丸山、赤薙山、少し白いのは女峰山。


さて、皆さまには今年一年、私(ペンションはじめのいっぽ店主・波多江定夫)の書く勝手気ままなブログにお付き合いくださいましてありがとうございました。とても感謝しております。

このブログは長野県や山梨県といった話題性に富んだエリアの山、誰もが行きたいと思うような華やかなエリアの山ではなく、東照宮など世界遺産の名に埋もれて目立たない日光の山と、標高600メートルに満たない古賀志山のことばかり書いています。
山がお好きな方に見ていただいているブログですから、山歩きの記事に引っかけてペンションの宣伝をやれば少しは商売に貢献すると思う一方で、冷静に考えると、私が登る山は日没になるくらい長い時間を要したり、ロープや鎖、ときにはなにもない岩を上り下りしたり、藪を歩いたりといった、大袈裟に言えば身の危険を感じるような山ばかりなので、まさかそんな山歩きを宣伝してお客さんに来ていただくというわけにはいきません。やはり山歩きと商売は切り離して考えた方がいいようです。

ただ、書く以上は、ブログを読んでくれた方が危険を冒してまで行くことを念頭に、できるだけ多くの写真を使い、なおかつ客観的な視点で詳しく書くことを心がけています。
それが他のブログと一線を画しているので、一定の評価を得ているのではないかと思います。

というわけで今年も今日で終わりますので、おおざっぱではありますがこの辺で今年の山歩きを総括しておきます。

昨年の同じ日の総括で、2015年は、山への「再帰」あるいは「復帰」元年と名付けました。
怪我による長い空白からようやく抜け出て、数年ぶりに満足のゆく山登りができるようになった嬉しさのあまり、上の表現になったのでした。それを裏付けるのが61回という山行の多さでした。
61回のうち古賀志山だけで33回を占めたので、古賀志山以外の山が28回ということになります。→昨年の総括

それにたいして今年は52回なので昨年より9日ほど少ないわけですが、この理由は古賀志山の回数がぐっと減ったからでした。具体的には昨年の33回にたいして今年は11回と、22回も減りました。
減ったとはいっても古賀志山への意欲が薄れたというわけではなく、私の古賀志山への取り組みは100以上あるといわれているバリエーションルートを歩き尽くすことにあるので、それが今年でほぼ終わったことを表しています。

古賀志山が33回から11回へと22回も減った割に全体では9回しか減っていませんが、実はこれが今年の総括に結びついてくるわけです。

昨年を山への「再帰」あるいは「復帰」元年とすれば今年は、より遠方の山への開眼とでも申しましょうか、栃木県の山にとどまらず、私の山歩き経験初となる栃木県外の山に登ったのでした。
といってもそれは偶然の産物でしたが、まっ、動機はどうあれ私が初めて県外の山に登ったという歴史的事実が起こったのが今年でした。

もうひとつの出来事、というか新たな発見として、栃木県と福島県の県境にとても魅力的な山があるということでした。
これまで県境といえば群馬県境しか頭になかったのですが、27年ぶりに鬼怒沼へ行こうと地図を眺めていたところ、鬼怒沼のわずか10センチ先(^^)は福島県であることがわかりました。いやぁ、実際には5キロ先なのですが5万分の1という広域地図で見ると実に近くに県境があります。

その福島県境には群馬県とも接する黒岩山、台倉高山、帝釈山、田代山といった私には未知の山が続いていて気持ちがそそられます。
さらに、さらにですよ、県境から少し福島県側に入るとそこには日本百名山で知られる会津駒ヶ岳がありました。名前は聞いたことがありますが県境から意外に近い場所にあるのだということがわかりました。

ガイドブックに紹介されている日光の山はずいぶん登ったし、古賀志山にいたっては地元の人しか歩かないような山域の隅っこまで歩きましたので、このへんで見聞を広げるためにもこれまで行ったことのない山を探して登ってみよう、それが課題となりました。
それと女峰山。
女峰山はすでになんども登っていますが、これまでと別のルートで登ってみようと考え、帝釈山を北尾根から登って女峰山に至る激藪ルート、寂光滝からの笹藪ルートにも挑戦しました。

以下は今年初めて登った山
日光広域(※)の山
錫ヶ岳鬼怒沼山と物見山(鬼怒沼を含む)、月山夫婦山高原山(鶏頂山、釈迦ヶ岳、中岳、西平岳)、石裂山

福島県境の山
台倉高山帝釈山、田代山

福島県の山
会津駒ヶ岳

私は気に入った山なら何度でも登ってその山を極めるというスタイルです。
これまで登った女峰山、鳴虫山、古賀志山がそのいい例ですが、今年初めて登った上記の山で言えば、会津駒ヶ岳を筆頭に、帝釈山と田代山、鬼怒沼を付け加えます。

とくに会津駒ヶ岳は高山植物の宝庫と見ましたので、花の季節は格別でしょう。私が会津駒ヶ岳に登ったのは10月だったので花は終わっていたのですが、この広大な湿原一面に花が咲くんだと思うと気持ちが踊りました。
とにかく、見渡す限り湿原の稜線が続いています。戦場ヶ原なんてものじゃありません。圧巻でした。日光からもっと近くへ移住したいとさえ思います(^^)
ぜひともブログをご覧ください→こちら
どこまで続くのかと思わせるような、会津駒ヶ岳の素晴らしい稜線


最後になりますが、来年も私の書く稚拙なブログにお付き合い願えれば幸いです。
どうかよいお年をお迎えください。

あっ、ひとつお知らせを。
私は1月から3月の間、スノーシューツアーのガイドをしているのですが冒頭に書いたように、現在、フィールドに雪はありません。
2月になれば可能かと思い、現在受付中ですが、1月はどうなるのかわかりません。
状況が変わったらこのブログやフェイスブックでお知らせしますので、スノーシューをやってみたいという方は最新記事でご確認ください。

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