通算50回目の古賀志山。課題は鎖を使わずに岩を登ること(夏の水分補給についても考えてみた)。

2016年9月5日(月) 晴、猛暑

膳棚P~坊主山~南登山道~岩下道~観音岩~瀧神社~カニの横這い縦這い~中岩~赤岩山~猿岩~赤岩山~御嶽山~古賀志山~御嶽山~古賀志山大神~モアイ像~岩下道~南登山道~坊主山~膳棚P

DSCF1668低山ながら独立峰ゆえの展望の良さと多くの岩場、100以上あるとされるバリエーションルートの魅力にはまり一昨年10月から通い始めて、昨年は33回、今年になっても勢いは衰えず今月2日に通算で49回を数えた。

多くのハイカーが利用している昭文社の「山と高原地図」に古賀志山は収録されていない。古賀志山の説明があるのは栃木県の山を紹介しているガイドブックに、それもせいぜい地理院地図に道が描かれたコースくらいだ。
管理人が初めて古賀志山に登ったときは麓にある宇都宮市森林公園のウェブサイトに掲載されているコース案内を参考にした。それが地理院地図に描かれたコースだった。
初めて古賀志山に登るきっかけになったはこのブログで再三にわたって説明してあるので参考にしていただきたい→こちら

そのときわかったのは、登山コースから枝分かれした地図にない道いわゆる、バリエーションルートがたくさんあること、鎖やロープを使わなくてはならない岩場があること、眺めの良いことであった。
日光の山しか知らない管理人にとってそれらはとても新鮮なことであり、低山とはゆえ、自分の中の可能性を切り拓いてくれそうな予感が十分ある山として、強烈な印象として残ったのである。

道が明瞭で道標も整備されている日光の山を歩く限り、道に迷う心配はまったくないし危険もない、そんなルートに物足りなさを感じているところだっただけに古賀志山の出現は管理人に大きな刺激を与えてくれた。どこへ行ってしまうかもわからない枝道は地図とコンパスを使うことを余儀なくされたが、行くたびに違う道を歩けるのは大きな魅力に感じた。
ロープや鎖があるとはいえ、岩場の通過には緊張と恐怖が伴った。危険がないことを知ると次にロープや鎖を使わず、岩の小さな凹凸を見つけて手足だけで上ることを覚えた。身体を垂直に移動する感覚、これは経験した者でなければわからない、異次元の不思議な体験で病みつきになる。

昔から信仰の対象にされている石仏や祠、岩などがあちこちにあって、狭い山域ながら荘厳な雰囲気が漂っているのも気が引き締まる。

100以上あるとされるバリエーションルートを歩き尽くすという目標はほぼ達成したといっていいが、古賀志山は管理人の中に魅力を損なうことなく存在している。さらに深く突き詰めたい。

今日はちょうど50回目。
だからといって特別なことを考えているわけではないが、行ってみたい岩場がある。怖い思いをした岩場だ。
怖い体験をそのままにしておくと時間の経過と共に恐怖は増幅され、克服するのが困難になってしまう。50回という節目に恐怖を克服し、先へ進みたいと思う。


今日は赤川ダムの1キロ南に位置する膳棚駐車場に車を置いて、坊主山経由で古賀志山山域に入ることにした。
行ってみたい岩場というのは古賀志山山域を南から入った方がアプローチがいい。
車止めのすぐ先に、左に入るアスファルト道路があるので左折する。


この道路は地図にないのでどこへ行くのかわからない。
分岐を右に進むのが正しいのだが道標はないので、初めて行く場合はコンパスで坊主山への方角を確かめた方がいい。


5分も歩けばアスファルト道路は終わりとなり、登山道になる。
藪にはなっていない。


ヤマジノホトトギス


アスファルト道路が尽き登山道に入ったところ。
膳棚駐車場はいつ行ってもガラガラだしこのルートはマイナーなのだが藪にはなっていない。


坊主山を下りると林道・古賀志線と出合い、横断したところから古賀志山南登山道が始まる(向こうに見える階段)。
いやぁ、ここまで来るのにすでに汗をかいている。道路の上は暑そうだな。


南登山道の階段を上っていくと左への分岐があり、岩下道という名前になる。もちろん、道もその名前も地図にはない。
岩下道は大日窟まで続く。途中、猪落(ししおとし)への分岐を過ぎさらに対面岩の入口を過ぎると間もなく、右手の斜面上に2本の長いロープが下がっている岩がある。よほど注意して見ないとわからないが、、、
今日、最初の岩場はここに決めてあった。
傾斜は急だがロープを使わず自分の手と足だけで登ることを今日の課題にしてある。


岩場はまだ続く。危険箇所も多い。
今日は古賀志山山域の中で特に危険と思われるルートを選んで歩いている。
ここは過去、4回ほど通過したことがあるが恐怖が薄らぐことはない。
その恐怖を克服するにはなんどもなんども繰り返し経験し、その岩固有の特性を覚えることが大切だ。
岩を見上げて手がかり足がかりとなりそうな凹凸を探して冷静に落ち着いて行動すれば事故は起こらない、それを身体に覚え込ませることが恐怖を克服する第一歩であろうと思う。
ちなみに、このルートは古賀志山主稜線と岩下道に挟まれていて、目立たないばかりかその危険性が敬遠されて歩く人はほとんどいない。それだけに事故で身動きが取れなくなったら発見もされない。
なお、古賀志山山域は宇都宮中心街から10キロしか離れていないにもかかわらず、携帯圏外の場所がある。


いくつかの岩場を過ぎると観音岩で終わる。
観音岩は高さ20メートルほどの岩壁で下部は洞窟になっていて観音様が祀られている。
う~ん、素晴らしい眺め。筑波山まで見える。


観音岩を降りると御嶽山の滝コースと交わり、御嶽山と反対へ進む(南)と瀧神社がある。
高さ10メートルほどの岩の岩窟にあり、すぐ脇を男瀧が流れ落ちている。
周りの岩壁はクライミング場となっていて利用者が多い。


この時期、あちこちで見られるイワギボウシ。
名前の通り、岩陰に生育している。楚々として涼しげ。


大きな洞窟の中に建つ弁天三社。
昨年まで弁天、天狗宮、風神雷神と独立した社があったのだが老朽化に伴って取り壊され、現在はひとつにまとめられている→以前の弁天三社
洞窟の中は冷気いや、霊気か、が漂い、ひんやりしている。
岩壁からしみ出た水が滴り落ち、その音が洞窟内に響く。


岩下道から分岐し地図の岩記号に向かって歩くと行く手を岩壁が塞いでいる。ここがカニの横這いの始まり。横這いは長さ5メートルほどで足場はしっかりしている。ロープを握っていれば落ちる心配はない。


横這いが終わると次が難関の縦這いだ。2段構成になっている。
数年前まで鎖やロープがあったらしいが取り外され、現在は両手両脚で登るしかない。かなり怖い岩場だ。
この岩を登ると一旦、平坦になるが、その先にもうひとつ難関が待ち構えている。


縦這いの下部が終わると尾根が平坦になり背中当山(せなかあてやま)の道標と出合う。
しかし、縦這いはこれで終わったわけではない。次に長い鎖場が待っている。


古賀志山主稜線が見えてきた。
中央のピークが標高546の中岩。カニの縦這いはあそこまで続く。


中岩直下の長い鎖場。
今日の課題のふたつ目はここを鎖を使わずに登ることだ。
いざとなったら鎖をつかめばいいなどと甘く考えていると、そのときは手遅れである。鎖はないものと考え、落ち着いて慎重に登らなくてはならない。


カニの縦這いが終わると古賀志山主稜線の御嶽山と赤岩山の中間に位置する中岩に飛び出す。
地理院地図には546と表示されている。


赤岩山山頂
ここは休憩するスペースも展望もないのでいつも通過。
ただし、このわずか手前に使われなくなったパラグライダーの離陸場があってそこからの眺めがいい。


赤岩山を通過して北ノ峰に向かう途中、左へ降りる踏跡がある。急な斜面を下っていくともう一度、左へ降りる踏跡がある。そこを下りきるととてつもなく大きな岩と出合う。そこが猿岩。
猿にしか登れない岩、猿でさえ落ちる岩、そんな例えから名付けられたのだろう。
道はここで終わるが岩へは行ける。
岩の上からの眺めは素晴らしく、鹿沼から日光にかけて視界が広がり休憩にはもってこいの場所だ。
今日はここが折り返し点となる。
それにしても暑い。シャツもパンツも流れ出る汗でぐっしょり。
スポーツドリンクは飲むそばから汗となり、飲む量が汗に追いつかない。


猿岩のトップに腰を下ろす。
岩の上は遮るものがなにもないので暑いが、動きを止めたためか発汗はいくぶん和らいだ。
あまりの暑さで食欲はないが体力を回復するためにも岩の上で二度目の昼食とする。
栃木県北部の我が家から南へ、標高820メートルの我が家よりも低い古賀志山へ来たのだから、それは暑いに決まっている。早いとこ切り上げて高原の風が吹く我が家に帰りたいw
しかしなんだな、なにもこんな暑い場所じゃなくて、日差しを遮ってくれる林の中で休憩すればいいのにと思う。


猿岩を降り赤岩山を通過して往路で下ったこの岩を今度は登る。
ロープは使わない。


ナツハゼに、、、


ママコナと秋の雰囲気たっぷり。


中岩を通過して御嶽山へ向かう途中の通称、カミソリ岩。
鎖があるが使わずに下る。


御嶽山を通過して古賀志山へ。
今日で50回目だがすべて山頂に立ったわけではない。むしろ稜線続きの御嶽山の山頂に立つ方が多い。
さて、古賀志山へは写真を撮るだけに立ち寄っただけ。このあとは御嶽山近くまで戻り、古賀志山大神(こがしさんおおかみ)に寄ってから下山しよう。


し、しまった。
古賀志山大神に行くつもりだったのに道を間違えて猪落(ししおとし)に来てしまった。
ここを下れば駐車場は近いのだが今日はどうしても古賀志山大神に行きたい。が、そのためには急傾斜を登り返さなくてはならない。


ふ~、着いた。
昨年、NPO法人「古賀志山を守ろう会」が作成公開している「めぐり図」を頼りに、地図とコンパスを使って苦労して探したのがこの古賀志山大神なのだ。
しかし、次にまた来ようとしてもどうしても違う道を行ってしまう。その行き着く先が先ほどの猪落。今日も同じ間違いをしたがなんとか辿り着くことができた。
50回目を迎えられたことに感謝して手を合わせる。


すぐそばにあるアブラツツジが葉、実ともに色づいている。


古賀志山大神から岩下道へ向かって急傾斜を下っていくとこんな岩が見える。対面岩だ。
特徴のある形から、モアイ像と言う方が通りがいいかもしれない。


対面岩と岩下道は近いがそこも岩場だ。一枚岩でなおかつ、苔が生えているので滑る。
おそらく今年になってからであろう、有志の手によるものなのか他の岩場には見られないほどの頑丈な鎖が取り付けられている。しかも長い。


岩下道から南コースへ出て朝歩いたのと同じ道で膳棚駐車場へ向かう。


今日のルート
GPSの記録をフリーソフト「カシミール3D」で処理し、往路を赤い線、復路を青い線で表している。


今日、歩いたルートの断面図。
起点とした膳棚駐車場の標高は208メートル。山域の最高標高点は古賀志山の583メートルなので標高差は375メートルに過ぎないが、アップダウンの登り分だけを足した累積標高は1454メートルにもなる。
低山だからと侮ると大変な目に遭うぞ(笑)


一昨年10月を初回として今日まで50回の軌跡(赤い線)。
地理院地図やガイドブックに紹介されているルートはほんの数本しかない。他は地図に描かれていない。
踏跡があるからといって不用意に入り込むとそこは急な岩場だったりする。見通しが効かないためどっちへ向かって歩いているのかさえわからなくなることがある。バリエーションルートを歩くには絶対の安全を心がけることが大切なのだ。
管理人の読図力は古賀志山の経験に基づいている。


map古賀志山山域を探求するにはNPO法人「古賀志山を守ろう会」が作成公開している、「めぐり図」が役に立つ。
地元の人の信仰対象になっている山、岩、社などの位置関係が一目瞭然だ。
ただし、概略図なので実際に歩くにあたっては地理院発行の1/25000または1/12500地図とコンパスが必須。



地理院地図にある正規の登山ルートの他に、地元のハイカーが長年にわたって開拓してきた多くのバリエーションルートが存在するのが古賀志山の特徴といえる。
栃木県の山しか知らない管理人だが、古賀志山で学んだ読図と岩登りの技術はどこへ行っても通用すると信じて疑わない。それほどこの山は難易度が高い。たくさんの事故が発生していることでもそれがわかる。

古賀志山は山域全体の半分が個人の所有物すなわち、財産であり、所有者の理解があるから利用できる。
し たがって、古賀志山を歩くにあたっては所有者に感謝の意を表わすとともに自然を良好な状態に維持しなおかつ、信仰の対象となっている社や山、岩を敬うとともに事故を起こさないことが大切だと思っている。事故は山の所有者に多大な迷惑をかけるばかりでなく、ことの大きさによっては入山禁止にもつながり、他のハイカーにも影響が及ぶ。

繰り返しになるが、古賀志山は難しい山だがここで学んだ技術は必ず他の山で役に立つ。
自分の山登りに疑問が生じたら、古賀志山へ来るといい。
山のいろいろな要素を併せ持つ古賀志山に来れば自分がなにを求めているのか自分になにが不足しているのか、その答が見つかると思う。
その結果、管理人に例えるなら、バリエーションルートの多さは読図の練習に最適で道間違いからの脱出が楽になった。地図に道のない山を歩くのが楽しくなった。低山を楽しめるようになった。退却する決断ができるようになった。藪を厭わなくなった。急斜面の上り下りに躊躇いがなくなったなど、山で必要(必須とはいわないが)とされる知識と技術に変化が出ていることを実感している。
欲を言えば、もしも10年前に古賀志山と出会っていたならば、後遺症でいまだに管理人を苦しめている怪我を未然に防ぐ技術を習得できていたかもしれない。

今日は猛暑の中を歩いたのでついでに書いておきたいことがある。
登山中に必要な水分補給に関して現在、考察中のことだ。といっても、ほとんどネットに書かれていることだけど。

古賀志山から帰宅して入浴後、体重を計ったら53.6キロに減っていた。
管理人の平時の体重は55キロなので1.4キロ減少したということだ。
しかし、いくらなんでもお腹にたっぷり蓄えた脂肪が一度の登山で1.4キロも減るなどいうことはあり得ないから、多くは発汗による体重減であるのは明かである。

登山中の発汗量を計算する簡単な方法がある(鹿屋体育大学・山本正嘉教授の研究による)。
発汗量=(体重+荷物)×行動時間×5(※)・・・単位ミリリットル
この式で計算された発汗量の70パーセント以上を補給することが推奨されている。

これによれば、今日の山行で予測される発汗量は、
65×6.3×5=2048ミリリットルになり、最小補給率を70パーセントとすれば1434ミリリットル補給する必要があった。

もうひとつ、別の計算式を紹介しておく。
昨年12月のブログ「山でバテないために山での食事について考える」の中で、登山における消費エネルギーの計算式を紹介した。・・・安藤真由子著・登山体をつくる秘密のメソッド(地球丸)
同著によれば登山中に補給すべき水分量も同じ式を用いて計算できると書かれている。

DSCF5838計算式を引用すると、
水分消費量=(体重+靴などを含む携行品の総重量)×(1.8×行動時間+0.3×水平歩行距離+10.0×累積上昇距離+0.6×累積下降距離)・・・単位ミリリットル

この計算式を使って今日の古賀志山における水分消費量をあらためて計算してみると、
65×(1.8×6.3+0.3×10+10×1.453+0.6×1.454)=1933ミリリットルと計算された。

なんと、簡便計算と100ミリしか違わない。

ただし、この式だと水平歩行距離はわかるとして累積上昇(下降)距離を測定するのは一般の人には難しい。ここは簡便な計算式で十分、使えそうだ。

今日、管理人が持参した飲物は自作のスポーツドリンク1.5リットルに水道水1リットル、260ミリの微糖の缶コーヒーだった。実際に飲んだ量は、残量から推定してスポー ツドリンク1.2リットルに水道水0.5リットルだったから計1.7リットルと、計算上の発汗量2048ミリリットルに対して83パーセント補給したこと になり、推奨される最小補給量70パーセントを上回った。

さて、別の見方をしてみる。
平時の体重55キロの管理人が飲んだ水分は1.7リットルだったから、もしも汗を一滴もかかなかったとすれば計算上の体重は56.7(=55+1.7)キロということになる。
実際には53.6キロまで減ったので、56.7-53.6=3.1キロすなわち、1ミリリットル=1グラムの水道水として考えれば3.1リットルの汗が身体から排出されたことになる。

計算上の発汗量2048ミリリットルと推測上の発汗量3100ミリリットルとの差、1リットルは大きい。
計算式が間違っている?

この差が生じる原因は発汗量の計算式(簡便法の)で用いられている「5」という値の妥当性ではないだろうか。この値の根拠はよくわからないが、おそらく運動強度(※)のことではないかと思う。
そこで、より現実に近づけるために気温や湿度などの特性を考慮して、「5」に固定せず、自分で決めてあげればいいのではないのか、そう思っている。
※厚労省では身体活動の強さを表す単位として「メッツ」を用いているが、それとは異なるようだ。なぜなら、厚労省では登山時のメッツを7.5としているから。

今日の環境での発汗量を基に、上式の値「5」をどれくらいにしてあげれば現実的なのか、算出してみた。
値=実際の発汗量÷((体重+荷物)×行動時間)
=3100÷(65×6)
=7.57≒8・・・計算を簡素化するため大幅に切り上げて整数にした。

つまり、今日のような炎天下の里山を歩く場合は値を8として発汗量を計算し、持参すべき水分を用意する必要があるということだ。反対に汗をかかない冬は元の値通り、5でいいかもわからない。

発汗量=(体重+荷物)×行動時間×5=2048ミリリットル・・・汗をかかない季節

発汗量=(体重+荷物)×行動時間×8=3276ミリリットル・・・高温高湿時

今日を高温高湿日とすれば、予想発汗量3276ミリリットルに対して補給が1700ミリリットルだったから補給率52パーセントとなり、推奨される最小補給率70パーセントを下回ったわけだが、暑さで苦しんだとはいえ意識障害や痙攣など脱水症や熱中症特有の症状は出なかったから、健康には問題なかったようだ。
ただし、帰宅すると同時に大きめのグラスの氷を入れ、蛇口から水をたっぷり注いで一気に飲み干したから、喉の渇きとは別に身体は水分をほしがっていたのだろうと思う。

要は最大の備えをして補給は行動中の身体の状況に応じて適時おこなう、という危機管理の心構えが大切なのだろうと思う。
その積み重ねが経験知として役に立つはずである。
でも3リッターもの水は肩が凝るほど重いよ(^^)

さらに余談。
スポーツドリンクはアクエリアスの粉末を規定の2倍の水で作り、それに塩とクエン酸の粉末を加えている。
アクエリアスやポカリスエットはアイソトニック飲料に分類され、登山のような長時間にわたる運動には不向きだそうだ。糖分が濃いために吸収が悪いのが理由とされている。
体内への吸収を高めるにはアクエリアスの場合だと2倍に薄めるのがいいらしい。ケチをしているのではないのだよ管理人はw
ただし、塩分も半分に薄まってしまうので塩をひとつまみ加えることが重要なポイントである。発汗で失われた塩分を補給しないでいると意識障害や痙攣を引き起こす。これは経験者の言うこととして信じてほしい。
塩分を過剰に摂取することを問題視するのは山ではかえって危険である。日常生活の中でコントロールすべきであろうと思う。
クエン酸は良い効果をもたらすらしいが管理人は甘さを相殺するために加えている。

あっ、缶コーヒーはとてもではないが飲む気になれなれず、持ち帰ってきた。
いつも感じることだが、いつもより水分を多く必要とするような高温高湿時の登山では、スポーツドリンクや缶コーヒーの甘さを身体が受け付けなくなってしまう。

そのようなときのためにも水道水は欠かせない。
生ぬるい水でもスポーツドリンクより旨く感じるのはどういった生理の働きなんだろう。極上の飲物のように感じてしまう。
ただし、その場合は塩分が不足してしまうので管理人は塩粒あるいは塩分が含まれるタブレットを水道水といっしょに飲むようにしている。スポーツドリンクを飲んでいても痙攣が起こることがあって、そんな場合は追加で塩を摂取すると治まることがある。
強くお勧めはしないが念のため、参考にどうぞ。

コメントを残す